アパート経営に夢を見過ぎたら危険!賃貸経営の現実を直視するべき

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サラリーマン大家として不動産投資や賃貸経営をしていますが、年々アパートやマンションの賃貸経営が厳しさを増し、危険な状態にあると実感しています。

 

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それもこれも、不動産に融資をする事が一番安全で収益に結び付くと考える、アパートローン融資が大好きな金融機関のせいです。

 

低金利で融資がユルユルな状況になっていますので、属性が良いサラリーマンなどは、容易にアパートローンが組めてしまいます。

 

金融機関は、お金が有り余って貸出先がないものですから、手堅い担保の取れる賃貸物件に融資をします。

 

そのせいで、巷には利回りの低い将来性のない極小ワンルームアパートが、あちこちに建築されています。

 

 

ご近所さんを見てください。

各大手のハウスメーカーである、大和ハウス、大東建託、セキスイ、パナホーム、ヘーベルハウスなど、、、、

 

竹の子の様に、新築アパートが建築されているます。

 

 

そして投資家向けに不動産業者が企画した、後先の賃貸経営を全く考えない・人が住むことを考慮していないと思えるばかりの10㎡台の物置小屋のような間取りを販売するばかり。

 

利益追及のため利回りを高く見せた、極小10㎡代のワンルームが多くをしめます。

 

贅沢な生活に慣れた若者たちは、10㎡代の狭いアパートに住みたいと思う事でしょうか?

 

 

利回りを稼ぐため、小さな土地で容積率の取れないところに、無理やり部屋数を10戸・12戸等と多くし、見せかけだけの「張りぼて利回り」を数字上だけで、作りあげています。

 

10年後にいくらで売れると出口戦略をうたっている業者もいます。

 

資産性の高い将来性のある物件は、そもそも手軽に売るものではない!

 

将来性がないからババ抜きゲームのように、出口戦略を念仏のように唱えていると感じます。

 

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そして賃貸経営が危険な理由は、

 

次から次へと最新のデザインと設備を兼ね備えた、供給過剰でライバル過多になっている

 

新築アパマン物件の建築ラッシュ!

 

 

築数十年経過した後の、

ハウスメーカー等の建て替え、新陳代謝!

 

今から建築されていくアパートだけでなく、既存のハウスメーカー等の築古物件が、寿命を迎えたり競争力が弱いことから、ハウスメーカーの言葉巧みな話術を兼ね備えた営業部隊により建て替えを勧められることもあります。

 

 

日本経済を踏まえ、官民を挙げて古いものは壊せ!

 

既存の築古アパート物件をサポートするような制度もありません。

 

次から次へと、どんどん新しいものを建築しては、雇用と経済を回せ的なところが否めません。

 

新築アパート建築は、さながら焼き畑農業のような感じを受けます。

 

ハウスメーカーは大家の事を生かさず殺さずの状態で利用していますし、ハウスメーカーの1戸あたり約1000万超えの建築費用のお部屋は割高です。

 

これからの大家さんは、バブル時代と違いうま味のあるものではなく、事業意識をもっていなければ、ご近所さんの築古アパートのように空室だらけになること必至、生き残るためには大家力(知識・努力と根性、メンタル面、コミュニケーション力)は必要不可欠なものと実感しています。

 

平々凡々な生活を望む世間一般の方は、不動産投資はやらない方が身のためです。

 

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