平成27年9月台風18号による災害により、茨城県常総市の鬼怒川が決壊し、仕事の関係で決壊現場へ赴いた。
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被災に遭われた皆様方の心境を察し、心からお悔やみ申し上げます。
現場に着く道のりでは、鬼怒川の堤防が決壊したことに伴い、常総市内のいたるところで、数多くの家屋が浸水し家財道具や電化製品、日用品等が使い物にならなくなり、道路脇には粗大ゴミとして搬出されていました。
常総市内の防災スピーカーによる放送では、「悪質業者による家屋の修繕やリフォームに注意して下さい。」と何度も放送され、悪徳業者に騙されないよう注意喚起されておりました。
また黒人ではない、肌の薄黒いブラジル人?中東系?なのか、超不審な外国人がレッカー車や車中から、何かを物色するように、被災地域を徘徊していました。
各地からボランティアの方も多数来られており、主にゴミ拾いや掃除のお手伝いもされていました。
天下一品のラーメン屋さんも浸水し、営業ができない状態で、清掃や片付け復旧作業中。
建築途中の店舗や建物も被害に遭っており、完成間近の建物の場合の災害保険の補償が心配されます。
常総市内のいたるところにも太陽光発電が設置されていましたが、一部の太陽光発電も全て水に浸かり、ソーラーパネルの上にはゴミがのっかっていました。
太陽光発電の保険は大丈夫だろうか?
濁流に飲み込まれ、多くの家屋が全損被害にあっています。
自衛隊のヘリにより、民間人が救出された地域
平屋の上にワンちゃんを抱えた方2名と、後方の2階建ての女性と子供2人のファミリー、その後ろにある電柱がおじいさんが濁流の中必死にしがみついて救助された現場です。
アスファルトの道路が濁流により、地盤が深く掘り下げられ、道が寸断されています。
電線も断線し、引きちぎられています。
テレビやニュースで多数報道された、物凄い勢いで濁流が流れ込んできた鬼怒川の土手の決壊箇所。
大型クレーンにより、コンクリートの土手やテトラポット、止水止め用の波型の非常に長い鉄板を打入しています。
9月10日に鬼怒川が決壊してから、9月19日の約1週間強の工事状態なので、迅速に復旧工事が進んだ状況と思われます。
被害に遭われた家屋の家主様はどのくらい火災保険に入っているのだろうか、、、、、
10月に火災保険料金が値上げになるが、近年噴火も頻繁に発生しており、災害率は上昇気味なので引き続き保険金が値上げになるものと予想します。
保険金が上がることはあっても、下がることは難しいですね。
近年まれに見る堤防決壊による災害になりますので、火災保険の加入や被害を想定した防災対策は、家族でよく考えておかなければならないと実感しました。
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