新築アパート経営の悲しい現実!賃貸経営は不動産業者が儲かるシステム

新築アパートの建築が止まらない異常な現象に、自分を含め巷の大家さんは年々増加している空室率の上昇や家賃下落リスク等に、戦々恐々しているのではないだろうか。

 

全く持ってアパート経営に明るい未来はありません。

 

新築の賃貸物件を不動産ポータルサイトのホームズで検索しても、繁忙期を過ぎたにも関わらず入居を決める事が出来なかった、新築の空室物件が数多くでてきます。

 

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アパート経営の厳しい現実!

新築アパート「さぁ!これから大家さんとして不労所得が待っている!オーナーデビューを果たして老後は安泰だ!」意気揚々と賃貸経営に臨む方が多いのではないでしょうか。

 

しかし実際のアパート経営と言えば、入居が決まらず空室だらけであるこ事も少なからずあります。

 

空室が散見されるだけならまだしも、こんな状況では目も当てられません。

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新築アパートにも関わらず満室にも出来ないだけではなく、一件の入居を決める事も出来ず全空の空き物件も世の中にはあります。

 

1年も経過していない、新築の賃貸物件の悲しい現実がここにあります。

 

賃貸経営は何も考えないで始めると大変な事になります。

 

不動産業者さんにグレー(需要がなく儲からないけど売ってしまえ)なところがあるのは別として、悪気はなくても知識不足であったり、「知らない人がもっと知らない人に物件を売っている」実情もありますので、業者さんの甘い誘惑に惑わされてはいけません。

 

「借金は返せるのだろうか?心境を察するばかりです」

 

 

新築アパート経営は、利益がたっぷり乗っかった建築費用で、伝家の宝刀サブリースシステムを用いて、情報弱者の地主大家さんに販売していることもあります。

 

2年ごとに減額されるサブリースシステムに意味はありません。

 

サブリースで2年間家賃7万円を保証されたとしても、周辺にアパートが建ち過ぎたため経営が悪化し、空室が増加して家賃相場が下がったので、3年目から家賃5万円・4万円で更新の案内が来る可能性も捨てきれません。

 

家賃保証が大幅に減額されたら借金返済に窮すのは大家さんばかりです。

 

はっきり言って、そんな収支では借金は返せません。

 

相続対策用の新築アパート建築を検討しているのは、富裕層である高齢者の地主さんが多いものと思われます。

 

賃貸経営を始める理由として、相続税が高額になりす過ぎるため止むを得ず資産圧縮に迫られたり、アパート経営の実情を知らない情報弱者であったり・正常な判断が出来ないのでないかと思われます。

 

高齢の年配者が不動産投資ブログを見て、勉強や参考にしている姿が思い浮かびません。(汗)

 

 

いずれにせよ業者さん任せで、新築アパート経営が上手くいくほど世の中あまくはありません。

 

思考停止に陥ることなく、自分の頭で考察し本当に借金が数十年で安定した返済ができるのか、良く考えなければ骨抜きにされるだけです。

 

 

新築賃貸物件でも入居に至らない理由は、

 

建築業者が独自で自社募集している・囲っているのか客付けが弱すぎるのか?

 

利回りを無理やり高く見せるため(大家さんをごまかすため)、狭い超極小間取りのスペックを6部屋・8部屋作ってしまい、案の定結果は散々たる入居が付かない賃貸物件に陥る事になります。

 

そもそもそこに人が住むことを考えない事、利回りを高く見せて売る事だけを考えていますので、「安暗譜な物置小屋の様なアパート」を建築したことが根本的に問題なのです。

 

魅力がなかったりそこに住む必要性が感じられない・世の中から必要とされていないから、入居が決まらないのです。

 

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こんな状況でもハウスメーカーや不動産業者から勧められるがまま、新築アパート経営を始めるのはいかがなものかと感じます。

 

そこは特別に需要が乏しいエリアだか埋まらないのでは?

 

何の根拠もない「自分だけは大丈夫だという過信は禁物」です。

 

暢気に楽観的に考えていたらとんでもない目に会う事が待ち受けています。

 

濡れ手に粟で満面の笑みで賃貸経営が出来たのは、ひと昔の大家さんは達だけです。

 

 

世の中の出来事で何が正しくて何がおかしいというのは、自分で判断しなければなりません。

 

これから相続対策用の新築アパート建築は、ハウスメーカーの強力な営業力(無理やり)にて、潜在する需要があると思われます。

 

新築アパート経営(空室だらけ)の現実を直視しなければなりません。

 

 

大家さんとして声を大にして言いたいことは、異常ともいえるアパート建築の供給が止まらないこと。

 

誰も借り手がいないのに建て続けられる新築アパート、狂気の沙汰としか言いようがありません。

 

なんでハウスメーカーや不動産建築業者が新築アパートを勧めるのか、旨みのある儲かるシステムだからです。

 

業者さんが推し進める新築アパート建築は、「大家さんのためではなく業者さんのためにある」事を理解しなければなりません。

 

 

1 高額な建築費用で利益確定

 

2 割高な管理費の請求で利益確定

 

3 割高なリフォーム費用の請求で利益確定

 

アパート経営は破綻する!?アパートローン融資拡大が膨張し続ける厳しい賃貸経営の現実!

 

不動産業者は、建築して良し!管理して良し!修繕して良し!

 

三方よし(売り手よし、買い手よし、世間よし)でなく、一方(売り手よし)

 

美味しい旨みのある部分をしっかり抑え、アパート経営の危ないリスクは大家さんに押し付けるシステムの完成です。

 

アパート経営が儲かるのであれば、不動産業者自体で賃貸経営をします。

 

なぜ賃貸経営を自らやろうとしないのか、それは不動産業者の即金主義の経営構造や建築をさせた方が効率的に儲かるしリスクがあるからやりません。

 

良いとこどりのつまみ取り状態です。

 

リスクは業者や銀行でもない、「大家自身が責任をとる」のです!

 

今一度新築アパートでも満室に出来ない現状と、借り手が居なければ借金返済に窮し身も蓋もない、意味のない賃貸経営である事ををよく理解しなければなりません。

 

昨今のアパート経営は、それなりの努力が必要になりますので安定経営は容易でありません。

 

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