サラリーマンでも可能な副業として、1本100円程度で飲料水を提供する自動販売機ビジネスがあります。
自動販売機の良い所は、一度設置をしたら後は業者さんへお任せする事で、手間が掛からない事です。私も自販機を管理しているオペレーター業者へ丸投げし、通帳の入金確認だけをしているのですから楽ちんです。
日夜、業務で忙しい会社員の方に、ほったらかしで副収入を得る事が可能な「自販機ビジネス儲かる設置条件」を紹介致します。
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自動販売機を設置するために必要な3つの条件とは?
自販機ビジネスを始めるにあたり、設置条件として何があるのだろうか気になる事でしょう。
端的に3つ「売れる立地」「設置スペースの確保」「運営をオペレーター委託か自己所有どちらにするのか?」
売れる立地が大前提
自販機ビジネスの大前提に、飲料水が売れる人通りが多い需要が見込める場所でなければなりません。
飲料メーカーと提携しているオペレーターの調査で、収益が見込めなければ断られます。公共施設や商業施設に設置してある自販機をみれば、需要があるイメージが付くのではないでしょうか。
自分が設置している自販機は1日7本前後、月210本前後です。飲料水の売れゆきは良いとは言えません。月の電気代(2,000~3,000円前後)を換算すると、一日の売上本数は、最低でも10本程度(100円10%程度のマージン)売れるロケーションでないと、赤字になるので厳しい状況です。
また、そもそも売れなさそうであれば、設置すら断れることでしょう。
設置スペースの確保
自販機設置場所のスペースが十分とれなければ、置けるサイズも限定され売上減少となる事から、売上に貢献できる一般的な大きさの自販機がおけなければいけません。
清涼飲料水の自動販売機のサイズ(幅や奥行)は、各メーカー伴にほとんど同一なものとなっています。
自販機製造メーカーで有名な所では、「サンデン・富士電機」などが主力製造メーカーです。
42セレクション 幅約138cm、奥行約82cm
30セレクション 幅約116cm、奥行約75cm
20セレクション 幅約100cm、奥行約65cm
16セレクション 幅約 87cm、奥行約65cm
小さいサイズの自販機でも幅約87cm・奥行65cmありますので、余裕をもった空きスペースが必要です。
運営はどうする?オぺレーター委託か自販機購入どっち
会社員の副業として始めるのであれば、手間の掛からないオペレーターにするしかありません。
飲料水の補充からメンテナンス、ゴミの撤去・クレームの対応まで一連の管理業務をしてくれ、オーナーは何もしませんので完全な不労所得と言えます。
反対に自己所有となれば、全ての業務を自分自身でやらなければなりませんから、家族の協力も必要で困難なものとなるでしょう。また自分で自販機を購入するにも、1台20万円程度もする事から本体代を回収出来るの事態疑問です。
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自動販売機ビジネスの設置場所はどこがおすすめ?
自販機の設置場所におすすめ出来る場所は、常日頃目に掛けている「人通りの多い場所」「人が集まる場所」が最適です。
自販機の具体的な設置場所の一例
アパートやマンションの出入り口
通勤・通学に面した人通りの多いところ
大規模な団地やマンションに隣接した場所
官公庁・市役所・学校・駅・公園などの公共施設が近い環境
工場・企業・病院などが近くにある
スーパー・家電量販店・ホームセンター商業施設の一角
商店街や繁華街に隣接している地域
など賑わいのあるところになります。一般のサラリーマンであれば、自宅の玄関前や庭先・空き地や所有地が上記に当てはまれば好都合でしょう。
反対に厳しいところでは、
住宅密集地
自動販売機が乱立している地域
国道や県道など車の往来が激しく路上駐車が難しい場所
売上の見通しがなければ話になりません。
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自動販売機設置代行業者の選び方
自販機を設置する業者は2種類。「大手飲料メーカー」と「オペレーター」の2つになります。
大手飲料メーカー
コカ・コーラ、アサヒ、伊藤園、サントリー、ダイドードリンコ、キリンビバレッジ、ポッカなど
オペレーター
ジャパンビバレッジ、八洋、ユカなど
設置にあたり注意すべきポイントが2つ
1 協賛金がいくらなのか?
自動販売機を設置すると
自販機業界も競争が激しい事から、自販機を設置するとロケーションが良ければ、謝礼の様な形で協賛金が貰えます。
各社ともに基準があり、数万円程度から上値の金額を提示します。
好立地でもない場所で、強気の交渉をしても徒労に終わりますので、自販機業者に充分なメリットがあれば交渉したら良いでしょう。
2 売上マージンはいくらなのか?
マージンも1本数当たりと固定報酬の2つがあります。
自分は以前、本数当たりの売上マージンを頂いていましたが、メリットがないため固定報酬に変更した経緯があります。100円のジュースが1本売れて10円の報酬。200本売って2000円の利益の時もありました。厳しい条件なので、固定に変更した次第です。
3 マージンや報酬・協賛金とブランドイメージを比較する
一般的には、本数当たりでは1本100円として10%の報酬。
月200本の売上でマージンでは、2,000円程度の報酬。赤字(電気代2,000円程度)にならないギリギリの最低ラインです。
ペットボトルなど120円・130円以上だと20%などありましたが、相当数が売れる訳でもないので厳しい売上となります。交渉時に、20%・30%のマージンが交渉できれば御の字だと感じます。
ブランドイメージ・自販機の色使い・商品のラインナップも比較すると、売り上げに影響する事もあります。大手のコカ・コーラ等の飲料水メーカーは、ブランド力もありますから強気のマージン設定になるものと感じます。
ブランド力を取るのか・報酬単価が比較的高いところを選択するのか、自販機オーナーが総合的に判断するところです。
自販機ビジネスは儲かる?アパートに設置した自動販売機の売上とは
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まとめ
自動販売機ビジネス3つのポイントまとめ、
1 3つの条件が必要不可欠「売れる立地」「マージンや報酬」「設置スペースの確保」
2 自販機ビジネスに適した具体的な立地とはどこか?
3 自販機代行業者の選び方
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