壁紙張替えはDIYでも出来る!費用や手順から自分で貼り換える方法

壁紙張替えは業者に頼めば、6畳間でも5万円前後はリフォーム費用が掛かり、決して安い金額ではありません。そこで自分でも「DIYで安く仕上げる事が出来るのか?」と考えた事はないでしょうか?

 

DIYで壁紙張替えが出来る様になれば、クロス張替え費用を激安価格で、自宅やアパートのリフォームが出来る様になります。

 

自分でも簡単に出来る「クロス貼替えの手順と方法」を紹介致します。

スポンサーリンク

壁紙張替え費用はいくら?

クロス張替えのメリットは、何といっても激安価格で出来る点ですね。

時間と体力は奪われますが、費用対効果と自分の時給を照らし合わせてやれば良いと思います。

 

リフォーム業者の壁紙張替え料金例(スタンダード)

A社 6畳間36,000円~

B社 6畳間39,800円~

C社 6畳間43,000円~

 

量産クロスの単価(㎡)800円~1,000円

1000番台のハイグレードのクロス単価(㎡)1,200~1,400円

 

しかし、DIYでやれば「材料費込みの1万円以内」で充分に出来ます。しかも一度やり方と手順をマスターすれば、今後の修繕費用は劇的に抑える事ができるでしょう。

アパートの壁紙張替は自分で!DIYで費用も抑えたオススメの壁紙とは

 

壁紙張替えの手順と必要なもの

壁紙交換をする際の手順は、以下の4つです。

1 設備を外す

2 クロスを剥がす

3 下地を補修する

4 クロスを貼る

主婦でもやる気さえあれば、出来ないレベルではありません。天井は二人でやらないと困難だと感じます。

3番の「下地を補修する」は、なんか面倒な気もしますが、道具を揃え重い腰を起こせば作業の難易度は高くはありません。

 

必要な道具

脚立・カッターと替え刃・角ベラ、ドライバー、ローラー、はさみ、メジャー、鉛筆、厚ベラ(1.2㎜)・薄ベラ(0.6㎜)、スキージー、撫でバケ、チョークライン、スクレイパー、下地調整のパテベラとパテ板など

 

設備を外す!カーテンレール・通気口・コンセントプレート・エアコンカバーなど

 

 

カーテンレールの外し仕方

カーテンレールの固定金具とネジが高所にありますので、脚立を使って両端からプラスドライバーや電動式のインパクトドライバーで外していくと無理なくネジを外す事が容易に出来ます。

 

通気口外し方

通気口はプラスチック製や金属製の物もあり、手で外せるカバータイプやネジで止めている物もあります。無理なく取り外せる物であれば、取り外しましょう。

 

コンセントプレートの外し方

コンセントプレートは、表面カバーとベースのプレートがはめ込み式になっていますので、接合部に爪で引っ掛けて剥がせば簡単に外せます。また古いコンセントプレートであれば、ネジで固定されていますのでドライバーで外します。

表面カバーを外すと、表面カバー受けのプレート(プラスチック製)にネジが上下にありますので外していきます。

 

エアコンカバーの外し方

まずはエアコンの電源コンセントを抜き、エアコン本体の全面カバーとフィルターを外します。次にエアコンを覆っている全体のカバーがネジで固定されていますので外します。またエアコンメーカーにより取り外し方はまちまちです。容易に取り外せない場合は無理にやらなくてもクロスが綺麗に巻き込んで貼れれば充分です。

スポンサーリンク

壁紙張替えの剥がし方

クロスを剥がす際に重要なのが、安いカッターは使わない。

安いカッターは、刃の厚みも薄く柔らかいので、切込みをしているとフニャフニャと曲がって切りづらいです。特に初心者の場合、直角水平に切込みを上手に入れられないので、無理な力が掛かり曲がったり刃が折れたりしてしまいます。

 

必要な道具

脚立、カッターと替え刃、スキージーなど

カッターの刃の薄い物ではなく、厚みやがある「オートロック機能付き0.38mm」のカッターがオススメです。

またオートロック機能付きであれば、カッターの刃の先端を押し込んだ時、ガツガツと入っていかないので安全でもあります。

 

壁紙を貼った順番の逆で剥がしていく

クロスの境目を探してみましょう。

入隅(壁の角)等に、壁紙と壁紙の重なり部分があります。後から貼った場合は、クロスの上に更に貼った状態になっていますので、上面を剥がしていきます。

それ以外、壁紙は木枠やクローゼットの端から剥がしていくのではなく、

 

壁紙のクローゼット木枠端から剥がしていくのではなく、90cm幅のクロス一面の中央付近に縦に50cm程度の切込みを入れ、カッターの刃を抜かないで90度にクロスを引っ掛けて持ち上げます。後は下地を痛めない様に、ゆっくりと剥がしていきます。

カッターの切込みを入れる強さは、軽く力を入れないことが重要です。あまり力を入れすぎると、石膏ボードの下地まで刃が入り、下地が剥がれ駄目にり補修する手間が増えてしまうので注意しましょう。

 

クロスの下地補修

クロス剥がしで下地を痛め段差が出来てしまった場合、クロスが綺麗に貼れる様に補修をして平らにしなければなりません。

指で触って段差が出来ている様であれば、貼った後に段差が出来てしまうので、パテで補修をしなければなりません。

 

必要な道具

パテベラ(5寸)、パテ用盛板、紙やすり80番(サンダー)、パテ(上塗用)

 

ホームセンターに小分け用のパテがありますので、使用容量を見積もって準備しましょう。粉末から練るタイプのパテであれば、バケツに入れて水を少しづつ加えて、適度な硬さにしていきます。適度な硬さは、持ち上げた際クリームがゆっくりと「ポタッ」と落ちる位がちょうど良いです。

 

パテがしっかり塗れるように、あらかじめ中途半端に剥がれ残っている壁紙は残さず除去しておきましょう。

パテは補修個所に1度、被せて乗せるようにします。次に乗せたパテを均一にし、段差が出ない様に平らにならしていきます。パテ塗は「塗って取るイメージ」の繰り返し作業になります。また乾燥時間は、約15~20分程度です。

 

仕上げは、紙やすりで下地が平らになる様に段差をなくして完成です。

 

クロス貼り方

貼る面に必要な面積を出すため、計測が必要になりますのでメジャーで寸法を図ります。クロスが短くて失敗しないためにも、余長は余分にプラス5cm程度、長めに確保しておくべきです。

 

またクロスの横幅は93cmなので、「93cmの幅が一面にいくつ必要なのか?」、後は縦の長さを計測しクロスが何メートル必要なのか計算しなければなりません。

 

初心者は、ネットで生のり付きのクロスやホームセンターで付けてもらえる壁紙を購入すると、費用もそれほど高くないので手間が省けて良いでしょう。

 

必要な道具

脚立、カッターと替え刃・角ベラ、ローラー、はさみ、メジャー、鉛筆、厚ベラ(1.2㎜)、撫でバケ、チョークライン、スポンジなど

 

貼る事前準備として、メジャーで93cmの基準線(上から下)を設け、鉛筆で印を付けていきます。そして基準線に合わせ貼れば、誤差もなく直角水平に貼ることが出来ます。貼った後は、空気が抜けるように中央から撫でバケで貼っていき、入れ隅や角は角ベラで圧着させていきます。

 

余分な壁紙は、厚ベラでしっかりと抑え、カッターで切っていき、最後に切断した切込み部分に余分なのりが付着していたりもしますので、スポンジやタオルで取り除いていきます。

 

繋ぎ部分の壁紙は、隙間が出ない様に約5cm程度に貼り、シワにならない様に中央・真ん中から貼って、左右に空気を逃がすようにしなければなりません。繋ぎ部(ジョイント)は、浮きが出ない様にローラーで圧着させるのですが、のりが乾いた後にクロスとクロスの間に隙間が出てしまう事もあります。

隙間防止のため、ローラーで転がす際は、遠くから繋ぎ目に向かい隙間が出ない様に未着させる様に伸ばしていくのがコツです。

コンセントがある場合は、バッテンに切込みを入れ四角の周りを切っていきます。

生のり付き壁紙の貼り方 -天井編ー 壁紙屋本舗 動画 ウォールペーパー

 

 

家族で楽しくやっても良し、自分好みのカスタマイズの壁紙にするも良し、気軽にお部屋の雰囲気やイメージを変える事が出来ようになるはずです。

壁紙交換のDIYは、一度やってみる事をお勧めいたします。

アパートの壁紙交換で15万節約!修繕費を安くするDIYはオススメ

コメント

タイトルとURLをコピーしました