不動産屋のイメージは、海千山千の業界で「胡散臭い・騙される・何も知らない素人がカモにされる」、とにかく印象は非常に悪いばかりです。
不動産屋は「真実を言わない!」「黙っている!」「都合の悪い事はお口にチャック」、裏の顔がある事忘れてはいけません。事情を知らない初心者を良い事に、はめられていたりもします。
取り扱う額も金額が大きいだけに、お客が損をする事態になれば金銭的にも精神的にも負担は募るばかりです。
そこで大家目線の「不動産屋の選び方」を紹介致します。
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不動産屋の選び方|大手と地元密着はどちらがオススメ?
一般的には「大手は有名で安心!」「地元の中小はどうなのだろうか?」と疑問に思われたりもするのではないでしょうか。
大手だから大丈夫・中小の不動産会社だから駄目と言うものでもありません。
信用と安心を求めるなら「大手の不動産会社やエイブル・アパマン・ハウスコム等の仲介業者」を選ぶ事も良いでしょうが、必ずしも良いとも限りません。
地元密着の不動産会社も地場の衣食住に関する情報に精通していたり、細かいニーズに答える事も可能です。簡単なところでスマホで口コミや評判を検索してみるのも手です。
大手と地元密着比べても、結局のところ営業マン・担当者の対応と相性、仕事の取組み姿勢が大切なものと考えます。会社の信用度と、しっかりとお客の「考えや思い」を汲み取ってくれる担当者が頼りになりばかりです。
不動産屋の番号も重要
また、不動産会社には「国土交通大臣免許」と「都道府県知事免許」がありますので、信頼度を図る一つの目安にもなります。
「国土交通大臣免許」は、2つの都道府県にまたがる場合
「都道府県知事免許」は、1つの都道府県のみ
「神奈川県知事(1)第12345」など
(1)の数字が5年で更新を迎えますので、10年であれば(2)・15年であれば(3)となります。長く営業を営んでいる老舗の不動産会社であれば、そこまで評判は悪くないはずでしょう。
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大手不動産屋の選び方!住宅の購入や売却はどうする?
身も蓋もありませんが、結論から言うと大手の不動産会社には大差ありません。金太郎あめの様に、どれも同じ様な状況です。結局は、お客さんに対応する営業マンの資質や能力が大切です。
営業マンも過大なノルマを強いられ非常に忙しく、お客の対応がいまいちで売り上げ至上主義になっている事もあります。
そしてネットが普及しているので、取り扱っている物件はどれも同じになります。グレーな「囲い込み」は業界では普通にあります。良い条件の川上物件を得たければ、両手狙いの元付業者に当たる事をおすすめ致します。
また、割安でお得な物件は、ほとんどが業者間の売買で完結しますので、エンドユーザーが手に入れる事はまず難しいばかりです。
そして評判が気になる方は、口コミや不動産会社の売り上げ(信用のバロメーター的のもの)を参考にすべきです。
そして大手不動産会社だからと言って、決して問題ない大丈夫とは言えない状況です。
「横浜のららぽーと脇の傾きマンション」「積水ハウスが地面師に63億円騙し取られた巨額詐欺事件」「レオパレスの屋根裏の界壁問題」等問題、は記憶に新しいのではないでしょうか?
横浜の傾きマンションのトラブル!大手不動産業者の安心を売りにした物件の現実
しかし、大手不動産会社であればパークシティLaLa横浜の様に「一戸300万(迷惑料・引越し代)、建て替え費用」も出たりもします。比較した場合、大手はその分割高ですがブランド力と信用力は健在です。
不動産の売買は、ほとんどの方が一生に一度、高額な買い物となります。
失敗しないためにも信頼できる営業マン・信用できる不動産会社をパートナーとして、「何でも気軽に言える」お客様寄りの協力関係が得られる会社と担当者を選ぶべきです。
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