不動産投資といっても、投資戦略から地域エリア、予算ボリューム、構造・築年・間取り・設備、土地の所有権・借地、融資内容、各種条件が不動産投資家の属性や資産背景、検討物件により様々であり、一つとして同じものはありません。
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不動産投資やアパート経営で成功していると思われる、先行者と同じような賃貸経営は出来ません。
そもそも持っているベース・土台がまるで違います。
それは本人にまつわる属性(一流企業から中小企業や個人事業主)・資産背景・能力スキル・戦略やり方・リスクや戦略に対する性格、住み慣れた地域等、千差万別な状況です。
ある不動産投資家は、閑散して元気のない地方投資よりも人口が一極集中している首都圏物件が有利と判断
またある不動産投資家は、首都圏物件は利回りも低くキャッシュフローも出ないので、地方の物件が有利と判断
アパマンの構造である、RCなのか木造なのかも融資条件に大きく影響するので、判断は分かれます。
大きな借金をしたくないので、こじんまりとした実需向けにも売買が出来る戸建が良いという方。
不動産投資家によって、言っている事が様々でまるで違うものばかり。
どれが本当でどれが正解というものではありません。
不動産投資家の「持っているもの、思考・性格、戦略」人それぞれ。
不動産業者さんの言葉を鵜呑みにしてはいけない。
スルガ銀行の融資がセットになった物件を押し付けられて、鵜呑みにしてはいけません。
「資産拡大にはスルガスキームしかないんだよ!」
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物件の中身とリスクを承知の上、この条件であれば賃貸経営に問題がないと判断できれば検討できますが、不動産業者さんを信用して物件購入を進めるのは無謀です。
「不動産業界の魑魅魍魎な世界では、人の言葉を安易に信用してはいけない!」
真実・事実、意見、見解、予想、偏見、勘違い、錯誤、それとも恐ろしい思惑なのか、その事がどうなのか、自分自身で出来るだけ調べて判断すべき。
何千万・何億と人生を掛けた賃貸事業を、他人の言葉を真に受けて頼りきっていては危険極まりない。
結局尻ぬぐいは、投資家さん自身。
間違ったやり方は、あまりにも大きな負担・リスクとして、大家さんに重くのしかかる。
不動産業者さんは大体が仲介手数料を稼いだら、次のお客さんを探し利益を上げ続けなければなりませんので、エンドユーザーに構っている暇はありません。
追い込みをかけるように次の物件購入を勧めることもありますが、初心者が短期間に何千万・億と融資を受けるのは身の丈に合わない行動です。
洗練された経験豊富な不動産投資家でさえ、初めて購入する物件は失敗だったとよく言われます。
今持っている知識であれば、購入しないと言われます。
危険が潜むリスクを承知の上、短期間での資産拡大戦略であれば、最後は自己責任の世界。
しかし不動産投資や賃貸経営の経験がないので、「何が良くて・何が悪い」という事が分からない。
「分からない事が分からない。」
物件購入後は、はいサヨナラ!
魑魅魍魎な不動産賃貸業の荒野の世界に大家さんは解き放たれます。
そして購入後から初めてスタートラインに立てます。
始めに悪条件でずっこけた状態でスタートしていたら、それだけ他の人よりスムーズに軌道にのせるまで時間がかかります。
賃貸経営はどういうものか、少しずつ経験と実績を積んでから、次の物件を買い増ししていくのが、リスクを抑えた安全な経営に繋がると実感します。
多額の融資を受けることになりますが、やり方によりますが負債より資産を超えた時点で、借金による不安は解消されいきます。
アパート経営・マンション経営は、不動産投資家・人それぞれ持っているもの(人・物・金)が全く違うので、本人独自のオーダーメイドの商品となります。
成功者と思われる有名な不動産投資家の真似がしたいと思っていても、そもそもベース・持っているものが違うのですから、買いたい病に陥らず、自分自身の身の丈に合う物件、「将来必要なお金」に合った不動産投資の目標を立てる事が大事です。
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