アパート経営の罠3つ!不動産投資の初心者が失敗するパターン

将来の仕事や老後・収入面の不安から、アパートやマンションを購入して不動産投資を始めたいですよね?自分も同じ様な状況でしたから良く分かります。しかし今のアパート経営環境は、昭和のバブル時代の様な楽して簡単に儲かるものではありません。

 

30代で収益物件を購入し賃貸経営を始めましたが、相続対策・投資用の新築アパートが供給過剰に建築されました。苦難の道のりが続いています。これから不動産投資を始めたい投資家さんが失敗しないためにも「初心者の不動産投資が失敗する3つの事例」を紹介致します。

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不動産投資の世界では「絶対に人を信用してはいけない!」

日本文化の悪い面の一つに「人を信用する事が美徳とされている」事です。

古来から島国であったからこそ、世界に誇れる日本の「礼儀や思いやり・高い教育と道徳心」というものが育まれたものと感じますが、魑魅魍魎の不動産投資の世界で、そんな気構えでいると業者の餌食になるばかりです。絶対に駄目です。いけません。

 

業者の言う事を鵜呑みにして信用すると、どうなるのか?

「高額塾の不動産コンサルタント(誰が一番儲かるの?自分が儲からなければ意味がない)」「キックバックで儲けている有名大家さん(紹介する物件はへんてこな物件)」「かぼちゃの馬車事件の事例(アパート経営は破綻、偽造・書類改ざん・グレーなことばかり)」「サブリース保証停止(業者がお手上げ・払えないと言えば大家はどうすることも出来ない」「家賃保証減額(レオパレスだけではありません)」「銀行を欺く二重売買契約」「一物件一法人」「危ない高金利のスルガスキーム物件の購入」「フルローン・オーバーローン」など、闇に引き込む甘い罠が待ち受けています。

 

業者を信用して、誰が責任を取るのか?業者でも銀行でも・担当者でも・有名大家でもありません。勉強不足・甘い考えを持ってしまった投資家自身が責任を取るのです。安易に業者の巧みな話術で、「内々の情報です」「こんな物件そうそうない」「早く購入しないとライバルに先を越される」「川上物件ですよ」「表に出ない物件」など、欲に駆られ心理状態を揺さぶられては身の破滅に向かうばかりです。

 

現にスルガスキームで高金利のアパートローンの融資を受けたサラリーマン大家が、どうなっているのか。残債の返済に窮し自己破産をする事例が出て来ています。不動産競売物件情報の中には、スルガ案件の物件を見かける事もあります。不動産投資は、破産する確率は殆どないと言われたりもしますが、ご近所の築古アパートや新築アパートを見れば、「閉店ガラガラ」状態です。近いうちに、経営破綻をするのが容易に予見できるばかりです。

スルガ銀行の高金利アパートローンは失敗!?やばい不動産投資の融資事情

 

これから顕著に空室問題が更に悪化し、悲惨な大家さんが増加するのは目に見えていますので、大金が絡む不動産投資の世界では、絶対に人を安易に信用してはいけません。業者は目先の利益が取れれば良いのです。賃貸経営の将来的観測には関与しません。「不動産投資は自己責任」投資家自身で見極める事が出来なければ、損するばかりで儲からない投資になりばかりです。

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不動産投資を職場の人間に絶対に言ってはいけない

会社の人間には絶対に不動産投資をやっている事を言ってはいけません。

 

言えばどうなるのか、、、「会社で話題になり酒のツマミにされる」「羨ましがられる」「妬みを買われる」「足を引っ張ろうとする者もいる」「昇進・昇給・転勤等、人事的不利益になる恐れもある」「副業規定違反になる恐れもある」

 

不動産投資を始めて、家賃収入を得ている事を上司や同僚・部下に絶対に言ってはいけません。「百害あって一利なし」間違いありません。人の口とは軽いものです。軽い気持ちで言った事が後で、巡り巡って人事に響き命取りになる事もあるでしょう。大きなお世話ですが、不動産投資大ブームの時期になぜか社内調査もあったくらいです。不動産投資関連でトラブルに巻き込まれないようにしましょう。

 

不動産投資は一般のサラリーマンから見れば桁はずれの投資額なので、未知・異次元の世界の様なものでもあります。極わずかな不動産投資仲間以外、理解を得られる事は極めて少ないばかりです。仲の良い同僚等にも言わない方が無難。良かれと思って不動産投資を勧めても、同僚の資産状況を始めスタートラインに立つことさえ出来ていない、興味や向き不向き・適格性もあります。

 

人は何かに付けて、他人を論評したり「経済面や社会的地位」等を比べたい生き物です。余計な余念を抱かせて、面倒な事に巻き込まれないようするべきです。

 

損失確定!新築区分のワンルームマンションは絶対に買ってはいけない

新築ワンルームマンションを購入しないか、会社に営業の電話が来たことはありませんか?伝家の宝刀「所得税が還付され節税になります」「老後の個人年金造り」など、、、

新築ワンルームマンション投資ほど、確実に失敗する不動産投資はない」です。

 

結論から言えば、購入した途端に資産は目減りします。そもそも業者の利益が乗った割高な不動産であり、資産価値はなく大損する事になります。買って大損、賃貸経営をしても赤字を垂れ流し続ける、負の遺産となります。ちなみに本気で購入を検討している方は、売却の査定依頼をしてみれば間違った投資である事が判明するでしょう。営業マンも買わない、誰が買うのか、ご想像の通り素人に爆弾を売り付けるしかありません。

 

そして、どこで自分の電話番号を入手したのか?セミナーや名簿販売業者から漏れたのかもしれませんが、不特定多数の人間に手当たり次第掛けるのは迷惑な事ばかりです。所得の高い高属性の方へ、営業電話のノルマとして手当あり次第100人位に電話をして、一人当たれば良いかどうかの様な世界なのでしょう。

 

中には強引な営業マンもいて、今から会社に行くという方や予定を無理やり一方的に話を進める方もいらしました。

ワン切りをして着信履歴を残す手段もあり、「着信者の興味を引こうとした作戦なのでしょう」。グーグル検索をしてみれば、同様の電話が来た方も多数いて、連絡をしてみると多数の悪評が付いた不動産業者であった事も珍しくありません。

 

人の迷惑を顧みずに、営業電話をしないと商売にならないのですから、まともな商品ではないという事です。何の興味のない方にも電話をする営業であれば、ビジネスとして成り立っていません。ビジネスとして成り立っているのは、良いお客さん「悪い言い方をすれば世間知らず」、何も知らない盲目な方に売り付けて購入する方がいるからです。

 

購入したら大変な事になる事を知っている営業マンから、良い投資だと信じて疑わない営業マンもいる事でしょう。しかしながら実際は儲かりませんし、一定数の不利益を被る購入層がいる事から、なくならないビジネスでもあります。自分自身で気を付けるしかありません。古今東西に世の中から絶対に詐欺がなくらないなのと同じことです。

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まとめ

1 不動産投資の魑魅魍魎な世界では、人を信用してはならない

2 不動産投資をしている事を会社の人間に言ってはいけない

3 営業マンも買わない新築ワンルームマンションは、大損するので絶対に購入してはいけない

 

その他、不動産投資の失敗事例はこちらになります。

アパート経営の失敗例!初心者が失敗と後悔をする3つのパターン

【警報】不動産投資で失敗する3つのパターン!危険なアパート経営とは

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