アパート経営は頭金なしでも出来る？銀行の融資事情とは

アパート経営をする際、頭金はゼロ・なしでも出来るのでしょうか？

結論からすると、普通は出来ませんが出来ない事もありません。

銀行の融資担当者の立場に立ってみれば分かりますよね？

銀行が頭金として資金を少しも出せない・実務経験もない投資家に、貯金者から預かった大切なお金を融資すると思いますか？お金のない人間は、そもそも世間一般から「お金は信用のバロメーター！」とみなされているので、融資のハードルが高く難しいばかりなのです。

「頭金がなしでも融資が受けられる３つの事例」を紹介致します。

頭金ゼロでも融資が可能な３つの事例とは？

ではどうしたら「銀行から頭金ゼロ」で融資をして貰えるのでしょうか？

それなりにハードルはありますが、クリア出来るのであればそれだけチャンスがあるのではないでしょうか。

住宅ローンを利用して、賃貸併用住宅を建てることです。

「何を言っているだ、銀行を騙すのか？」と思われますが、合法的なので問題なく出来ます。

賃貸併用住宅であれば問題ありません。

一階部分を自宅用にして、２階部分を１ルーム、１K等の単身世帯用の賃貸物件にして貸し出すのです。

条件は「建物の２分の１が自己居住用にすること」、そうすれば問題なく住宅ローンが使えます。

間違っても、１階を賃貸、２階を自宅にしてはいけません。１階は基本、あまり人気はありませんから、お金を生み出す部屋は２階にした方が良いです。空室期間が長引きけばそれだけ損ですからね。

地獄の沙汰もお金次第？

高年収で一部上場の大企業に務めている方・医者や弁護士の高属性や富裕層の場合、与信からアパートローンの返済は問題なしと考えられています。

一部の金融機関からは、年収1,000万以上が土台にのると言う事もあります。

やはり自営業者よりは、安定した所得を得る事が出来る高属性のサラリーマンは、与信が高く見られるばかりです。

アパートやマンションの資産評価が非常に高い物件で、売値と銀行の担保評価が同程度であれば、頭金なしでも融資の承諾を得られる可能性はあります。

売買価格に比べ担保評価が非常に高く、資産超過の状況になれば良いのです。

担保評価　＞　物件の売値

でも実際には、不動産投資が未経験の初心者の方にとって、資産価値の高い物件を見極める選別眼と買い付けを入れる実行力はないでしょう。現実的にはハードルが高いです。

銀行からアパートローンの融資を受けるためには、頭金や自己資金は普通は必要です。

融資担当者から具体的に求められる、資金面について参考にして下さい。