世のサラリーマン大家さん達は、満室経営を概ね維持していることと思われますが、最近の賃貸経営環境が様変わりしているような気がしてなりません。

自分が所有するポンコツ物件の周辺に、相続対策案件のハウスメーカー等の新築アパートが乱立しています。

数年前には、比較的このようなライバルとなる強敵新築アパートなんて、ほとんどありませんでした。

周囲には築古のアパート群があり、自分もその中の一つとして比較的安定した賃貸経営が出来ていました。

今や競合ライバルが多すぎて、地場の仲介業者さん達は、客付けに有利な新築アパートを優先してお客を紹介している始末です。

自分のおんぼろ物件なんて、見向きもされていないのかも？

実際、客付け業者さんの立場からすれば、早く成約が取れそうな新築アパートを優先して紹介します。

客付け業者さんの対応が最近変わって来たかも、、、、、

仲介業者さん（心中）「まぁたぁー、あの〇〇大家さん客付けに来てるよー、そんなに顔出してもねっー、入居に結びつかない冴えない物件じゃ、渋い家賃だし、お客紹介しても無駄足になるからなー」と思われているのかも、、、、、（汗）

空室が発生した際なかなか埋まらないので、余計な妄想をしてしまいます。(汗)

一向に進展しない状況に不安ばかりが募る事もあります。

たしかに入居が決まりづらい時期的なものもあるので、「タイミングと運」募集時期は重要です。

需要と供給に合った、最低限の募集条件は必要不可欠で、大前提にそれがあってのことです。

また暑い時期に引っ越しをするような方はそうそういません。

どちらかたと言えば、ファミリー向けのアパートが多いのではないでしょうか。

お客さんはいつの時期も必ず一定数はいますので、仲介業者さんは、新築アパートというカードを優先して、お客さんを紹介しているのだろう。

当然と言ったら、当然ですよね。

自分も含め、出来るだけ新しくて値ごろ感のある物件を入居者さん達は探していますし、仲介業者さんも容易に契約に結び付けられ手数料が入りますから。

NHKのクローズアップ現代では、

アパート建築が止まらない　～人口減少社会でなぜ～

日本経済新聞では、

アパート急増、バブル懸念　団塊の節税×銀行がローン攻勢

の一面もあり、既存の大家としては、

((((；ﾟДﾟ))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

この流れは止まる気配が感じられません。

これから不動産投資に参入してくる、素人大家さん達は、相当な覚悟を持って挑まなければなりません。

誰しも全員が絶対に成功しませんし、勝ち組大家と負け組大家の二極化が目に見えています。

巷に溢れてい不動産投資書籍に惑わされることのないよう、注意して頂きたいと思います。

軽い気持ちで始めると、痛い目に会いますよ。

それを乗り越えられる、サラリーマン大家さんだけが生き残れるものと感じます。

賃貸経営に群がる業者は、あなたの大切な財産を狙っていますからので要注意です！

反対に良心的な業者さんと上手く協力してチームを作らなければ、安定した賃貸経営は難しいと実感します。

先細りのアパート経営は、これから困難な事ばかりしか起きていませんので、お気楽に考えているようではやらない方が身のためです。
スポンサーリンク