不動産投資大ブームが到来し主婦からサラリーマンまで、幅広く不動産投資が認知され、巷の本屋さんには不動産投資関連本が書店を賑わせています。
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今の不動産投資市場は高騰し、売買金額は実際の価値より割高で売りに出されいます。
不動産価格は需要と供給で決まり、買いたい投資家が手を上げている現状なので、売主さんももっと高く売れるだろうと利益をのせて様子を見たりしています。
売れたらラッキー的な考えと、指値を入れられることを前提にした価格設定なので、値段が高騰してしまいます。
既存の大家さんの不動産投資戦略とは2点
不動産市場の暴落に備えて、自己資金を着実に貯め込んでいます。
1点目 東京オリンピック等の節目
不動産価格は大きな波がありますので、何時までも高騰し続ける事は、過去を見れば明らかで絶対にありません。
歴史は繰り返します。
2020年に開催される東京オリンピックを目安に、不動産価格の変動が起きると考えています。
その時がチャンス到来の時期になるかもしれません。
それまでに不動産を売却して利益確定をしようとする、不動産投資家も少なからずいるのではないでしょうか。
高騰した物件を買うよりは、何年後(何十年?)か待つ方が得なのかは、結果論になりますので誰にも分かりません。
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2点目 自己破産・破綻者のお手上げ物件が市場に放出
不動産投資大ブームに翻弄された投資に失敗した方の、自己破産物件やにっちもさっちも賃貸経営が回らなくなった大家さんの物件が、少しづつ不動産市場に放出される事です。
アパートやマンションが高騰しているにも関わらず、4.5%、3.5%という高金利で融資を受け、フルローンで購入している方が少なからずいます。
そんな悪条件で、収益物件を購入すれば、昨今の過当競争の厳しい賃貸経営で、空室を埋められないがために赤字となり、自己破産して財産が没収されることに繋がります。
家賃収入から、元金・利息・客付け・広告費・リフォーム・大規模修繕・管理費・光熱費・税金等、余裕をもった支払が出来るかどうかあまりよく考えていない方もいます。
他人事ながら賃貸経営を安易に考えすぎ、非常に危険です。
現在進行形でオーナーチェンジ物件もあります。
近い将来投げ出されたアパートやマンションを、洗練された賢い大家さんが購入し、オーナーチェンジする事は容易に想像がつくものです。
そのためにも着実に現金を積み上げ、来るべき時に何時でも動けるような状態にしているのが、賢い大家さんがやっている事です。
アフリカのサバンナにいる、息を潜めたライオンさんのように、、、、、
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