なぜこうも不動産は怖いというイメージあるのでしょうか?昔から初心者の素人を始め、プロの不動産業者でさえも騙されている現状かあるからなのです。2017年8月に発表された、地面師による積水ハウスの63億円が騙し取られた詐欺事件は有名ですね。
詐欺などの恐ろしい話もありますが、身近にある巷の「不動産業者が住宅ローンを使っての悪事「犯罪」を紹介」致します。
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世間一般のサラリーマンが長年のアパート生活で家賃を支払っていましたが、このままずっと賃貸生活をしていても、家賃の支払いばかりでもったいないとのことで、自宅を購入すべく地元の不動産会社へ住宅購入の相談をしたそうです。
その際、不動産業者からは、個人の年収や属性、貯金等をヒアリングされたのですが、いかんせん自己資金が少ないとのこと。不動産業者からは、自社で抱えている建売を勧めてきましたが、自宅の購入費とその他の諸費用が重くのしかかることから、ローンが心配とのことで断りました。
諸費用はマイホーム価格の3%前後
諸費用分(上下水道代、印紙税、登録免許税、不動産取得税、司法書士報酬料、融資手数料、保証料、火災保険、地震保険、団体信用生命保険料など)
その他に、エアコン、カーテン、照明器具代等が掛かります。
購入者であるサラリーマンがやんわり断ると、
不動産業者
「なんとか諸経費分も考慮し検討します。」
サラリーマン(心中)
「おっ、ということはマイホーム本体価格を値下げし、その分を諸費用を賄えるようにするのかな?」
「値段が下がるのでしょうか?」
不動産業者
「それも踏まえて上司と相談してみます。」
後日、不動産業者からは、
「建物価格については、なんとか〇〇さんの意向に添える様にしたいのですが、こちらの採算が合いませんので、申し訳ありません。」
「その代わり、諸費用分も含めて住宅ローンを組めるようにします。」
サラリーマン
「えっどういうことですか?諸費用分を賄えるだけの現金がないのですが、、、、、」
不動産業者
「長年不動産業をやっていると、銀行に顔が利くこととテクニックがあるんですよ」
「建物価格を上げることにすれば、上がった分の融資で諸費用を支払えますので、安心してください。」
サラリーマンさんは、最初はピンと来なかったのですが、、、、、
これは、悪徳不動産業者がよく使う手口です。正規の売買契約書(不動産業者用)と、虚偽の売買契約書(銀行提出用)、2種類の売買契約書が出来てしまう訳です。
なんとも魔訶府不思議??ありえない、、、、
これはれっきとした犯罪「詐欺」です。
いわゆる「オーバーローン!」売買契約書が二つあるなんて、ありえません。
要は、金融機関から事実と異なる書類を持って、融資を受けるのですから、初めから騙す意思があって行う行為は犯罪(詐欺)の何物でもありません。こういうことを、平気で進める不動産業者は、「悪徳」の何物でもありませんので、縁を切るのがベストです。
マイホームが欲しいがために、重々承知の上に不動産業者と加担していたら論外ですが、「知らなかった・分からなかった」では済まされない話です。
不動産業者は、利益追求のため一儲け出来ますが、肝心の購入者は、
不動産業者と同罪(詐欺)!
マイホームローンの一括返済!
になる可能性もあります。
長期30年ローン等を組んだ、「後ろめたい気持ちで購入したマイホーム」を、親・兄弟、友人・知人に紹介出来ますでしょうか?一生晴れ晴れと出来ない気持ちが続くと思われます。
悪徳業者とは縁を切り、信頼のおける不動産業者を探さなければなりませんね。心安らぐ幸せのためのマイホームを、第一に考えなければならないと思います。
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