アパートやマンションの収益物件の間取りは、大体が単身者用かファミリー用に分かれます。

表向きの利回りや収益面だけをみると、小さい面積で部屋数を確保出来る、単身者用のワンルーム等が投資家には売れ行きが好調です。

運営面では苦労する物件なのですが、実情をあまり知らないのか、融資が付けば容易に売れてしまいます。

ポンコツ大家の旗艦物件でもある単身者用物件ですが、ファミリー物件に比べて入居期間は短く、出来るだけ長く入居して頂ければこの上ない収益もたらせてくれるのですが、現状は入居期間はあんまり長くはありません。

単身者専用のアパマンの入居期間は、一般的に数年と言われているのではないでしょうか。

自分の単身者用アパマンであれば、

平均入居期間は２年程度

長い方であれば、５年以上、１０年以上入居して頂いており、大切にさせて頂かなくてはならない、ありがたい入居者様です。

幸いにも１年以内や２年の更新前に退去される方は、ほとんどいません。

ただ単に運が良かったのでしょう。

１年以内で退去される方もいるらしいのですが、また原状回復、リフォーム、仲介手数料、広告料等が掛かりますので、大家さんとしてはたまったものではありません。

単身者の方で感じるのが、更新を１回してから程なくして退去する方が多いのかなと感じます。

退去理由は、

めでたい結婚

等がほとんどです。

結婚や転勤は、不可抗力でどうしようもありませんが、それ以外では改善の余地もあります。

アパート経営は、長期的な視点から見て入居者の要望や満足度に貢献するよう、戦略を練らなければなりません。