毎月振り込まれる入居者様からの家賃収入は大きな金額ともなりますが、それに伴ってアパートを維持する必要経費も多大な出費となります。
固定資産税、都市計画税、管理費委託手数料(5%程度)、修繕費、光熱費、エレベーター・消防設備・貯水槽・防火設備など
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アパート経営を上手く維持運営するためには、「良好な住環境の提供」、「入居者の確保」と「リフォーム・大規模修繕」、「税金対策」などが必要不可欠です。
小さな修繕から多額の所得税まで、常に何かと費用が発生しますので、オーナーとして出来るだけ無駄を省いたコストカット意識を持たなければなりません。
業者さんに言われるがまま、羊の様に相づちをうっていたら、家賃収入は思うように残らない。
大家さん自身で知識を付けるため自学研鑽しなければ、家賃収入はザルに水をすすいだ様な状況になり、いつになっても貯まる事はないでしょう。
事業主として、賃貸経営のコスト意識を持たなければ、業者さんの利益に貢献するだけ、何のための賃貸経営なのかわからなくなります。
そしてライバル多数の賃貸市場の中で生き残れない事を理解する必要があります。
コストを削減する5つの方法
ホームページを活用した入居者募集
自分で入居者さんを見つけることが出来れば、仲介業者に広告費や仲介手数料1か月分を節約出来る。
自主管理
管理会社に賃貸物件を管理委託しないで、大家が管理すれば管理手数料5%が節約可能。
DIY・セルフリフォーム
壁紙・フローリング・クッションフロアー・ウオシュレット・便器・照明設備・テレビモニターホン・洗面化粧台・キッチン等をセルフリフォームする事が出来れば、塵も積もれば結構な金額になります。
施主支給
ネットから安いリフォーム部材を購入し、職人さんを探し出して日当代だけで施工してもらえば、通常のリフォーム工事の業者さんの利益の分だけ節約できます。
確定申告は自分でやる
弥生などの確定申告ソフトを活用すれば、比較的容易に税務申告が可能になります。
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大家さんが自分自身で、上記の項目を全てやる事が出来れば、賃貸物件の規模にもよりますが、数十万から100万円単位での費用削減効果が可能になります。
しかし自分自身でやる事のメリット・デメリット、一長一短が必ずありますので要注意しなければなりません。
実際には、忙しいサラリーマン大家さん等には、時間的余裕もなく実施問題出来るかと言えば、難しいのが現状です。
大家さん自身のスキル能力
賃貸経営に使える限られた時間
知識がない
技術面の問題
体力的な問題
賃貸経営に関わる全ての業務を大家さん自身で、何でもかんでも処理を出来るスーパーマンであれば、絶大なコスト削減を期待できますが、そう簡単には出来ません。
ちなみに横浜大家は、スーパーマンではなく、中途半端なスッパマンです(汗)
出来るところもあるし、この施工に掛かる時間と難易度であれば、ちょっと業者さんに、任せるべきだろういう判断で処理しています。
費用対効果を見越して、大家さん自身で処置をするものと業者さんに任せる部分を分け、コストパフォーマンスが最大限に図れるベストな状態を見極める事が重要です。
数十万単位の節約は容易です。
けっこうばかに出来ない金額が節約できますので、全部とは言わずやれるところはチャレンジしてみる価値は充分あります。
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