不動産投資のセミナーや懇親会、大家さんの会へ参加すると、不動産投資を始めたいサラリーマンの方を多く見かけます。
スポンサーリンク
昨今の不動産投資ブームから、サラリーマンであれば誰でも手軽に不動産投資が出来るという印象があるのでしょう。
実際のところ金融機関は、アパートやマンションへの融資に関しては、申請者に問題がなければ、担保価値の高い不動産は比較的安全なので、融資が出しやすいことになっています。
そんな中、一人の40代サラリーマンの方と話をする機会がありました。
その方曰く、
ブームで皆やっているし、敷居が低く誰でも出来る
漠然と儲かりそうだから
購入後は何もしないで、不労所得が入るから
不動産の価格が上がっているから
金融機関から借りられるだけ、融資を受ける
などなど、、、、、、、(汗)、だそうです。
不動産投資におけるリスクを勉強し、把握しているのものと思いますが、賃貸経営は実際にやってみないとわからないし、問題を解決出来る能力がないと運営が厳しいです。
一番怖いのが、賃貸経営の経験がないにも関わらず、物件を立て続けに購入することです。
資産背景や属性が良ければ、たいていの方はアパートやマンションを購入できます。
しかし、初めて物件を購入した後、立て続けに2棟・3棟と物件を購入すれば、後から来る税金(高額な所得税や住民税、予定納税など)や修繕問題・退去・リフォーム等の対応が出来ず、資金繰りに窮することにもなります。
実際にそういう方も少なからずいますので、不動産投資は長いマラソンと考え、慌てず少しずつ増やしていくのが無難です。
コメント