アパート経営がやばい!?不動産投資ブームの裏側を知らない投資家が多すぎる!

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2017年現在も不動産投資が脚光を浴びアパート建築はとどまる事をしらず、相続対策用の新築アパート及び不動産投資家や新規サラリーマン大家さんの参入により賃貸経営が困難な事態となっている。

 

ライバル大家さん達とのサバイバル戦と消耗戦、完全に需要と供給バランスを無視した、賃貸物件の飽和状態が各地で起こっています。賃貸物件に空室がある光景はもはや当たり前の様な状態です。

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関東の一部地方(群馬・栃木・茨城・埼玉・神奈川・千葉等)では、新築アパートでも満室になっていません。

 

人口が増加している都内でも賃貸物件が供給過剰になり、空室を埋める事はそう容易い事でもありません。

 

 

借り手のいない増え続ける供給過剰の賃貸物件に対する、国土交通省の抜本的・打開策の提案や国の政策や指針は、全くもってありません。

 

金融機関のアパートローンに対する融資姿勢や相続対策用のアパート建築を推し進める、大東建託や大和ハウス・セキスイハウス・ヘーベルハウス・パナホーム等のハウスメーカーの営業力の賜物だろう。

 

 

新築アパートでも満室にならない・空室がある異常な状態。

 

ライバル物件の増加!簡単に入居には至らないアパート群。

 

賃貸人借りて有利な募集条件(敷金・礼金等)の数々。

 

大家を悩ます諸条件(募集条件・仲介手数料・広告費等)の悪化。

 

入居者や不動産関連業者とのトラブルも普通にあります。

 

空室が埋まらない事による、更なる家賃の値下げ競争。

 

ローン返済困窮による金銭的・精神的負担は想像以上に苦しい。

 

「最終結末は家賃相場の崩壊の危機!」

参考

家賃相場崩壊!?一都六県の賃貸物件の最安値とは!?

 

 

この流れはそう簡単には止められない!

 

そして

悲痛!成功者の不動産投資家の話は参考にならない!?

 

 

アパートやマンションにオンリーワン物件として何か強みがなければ、その他もろもろのアパート群に埋もれ入居者予備軍に選ばれることもありません。

 

 

アパート経営は富裕層(儲からなくても良い)や相当な覚悟と努力、精神的タフさがないと痛い目を見る事必至です。

 

年々増加してくる空室率の増加による悪影響、家賃の値下げ交渉、不動産業者とのトラブル、入居者や業者との裁判沙汰も珍しいものでもありません。

 

 

新築アパートは10年間は修繕やリフォームもなく、手間がかからないと言われている事もありますが、新築でも入居が付かないのでは身も蓋もありません。

 

増え続ける新築アパートの実態を見ても、新築にも関わらず入居者が見つからず、何時までも入居募集をしている状況を見かけます。

 

アパートに入居者募集の横断幕やのぼりを立て、入居促進に役立てようとしていますが、スーパーのバーゲンセールではないのですから外観や見栄えも悪くないり、反対にそんなアパートに入居したいという気持ちにもなりません。

 

入居者募集中のぼりが立っている賃貸物件に住みたいと思わないし、気分が損なわれにげんなりするばかりです。

 

そして空室が散見される賃貸募集の弱いエリアにも関わらず、更なる新築アパートの建築がとまりません。

 

空室が目立つアパートが日増しに増加している状況です。

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ホームズ・アットホーム等の賃貸物件の不動産ポータルサイトで、ご近所のエリアのアパート・マンション賃貸物件を検索してみれば、金太郎アメの様な切っても切っても同じような酷似したアパートがヒットします。

 

 

不動産投資・アパート経営は、暗雲がじわりじわり忍び寄り、儲かりずらい事業となっていきています。

 

自分の置かれている立場が分からず、そのまま暢気に構えていれば、自分も含め「茹でカエル」になることでしょう。

 

 

不動産投資大ブームに踊らされ、現実を知らないのは情報弱者のお金持ちの富裕層の方が目立ちます。

 

メガ大家の武勇伝、資産規模を拡大していく事こそが成功者の近道だともてはやされている風潮があります。

 

規模拡大をしている大家さん達の財布の中身や事業内容はあまり多くは語られませんが、派手な話に囚われていては危険です。

 

自分の身の丈に合った賃貸経営が、金銭的にも精神的にも大事だと実感します。

 

賃貸経営は入居者が居てなんぼ。

 

功を急いで規模拡大に囚われ、入居付けに苦労するばかりの競争力のない収益物件では、疲弊するばかりです。

 

入居者が付かない空室だらけのアパートでは、資産運用どころか赤字を垂れ流す負動産にしかなりません。

 

不動産投資大ブームの影で、オーナーを取り巻く不動産業者・管理業者・仲介業者・リフォーム業者・塗装業者・金融機関等の方が、痛手を被うこともなく大家さん達から利益を吸い上げています。

 

アパート経営は一歩間違えば、超危険な事業になりますので、家賃収入数千万と目を引くキャッチフレーズや表面ばかりに囚われてはいけません。

 

成功者の体験談は、先行者利益を充分に得る事が出来た、投資環境の良い時代背景があったからこその結果です。

 

後発組が競争が激化したアパート経営をすればどうなるかは、バブル期に流行したコンビニエンスストアの店長をやる様な状況です。

 

安易にコンビニ経営を始めれば、どうなるかはご近所の潰れたコンビニを見れば容易にわかるはずです。

 

潰れたコンビニは、マッサージ店やコインランドリー、飲食店などに使われ再利用されます。

 

また賃貸物件に置き換えれば、安値や捨て値で管理会社の不動産業者等に売却処分をするか、洗練された不動産投資家に割安で購入される結末を迎えることになるでしょう。

 

 

これからの賃貸経営は厳しさが激化していきすので、「楽して儲けたい方・相当な覚悟がない方」はやらない方が身のためです。

 

雑草魂や叩いても叩いても諦めない・めげない、根性がある方が生き残れるものと思われます。

 

 

「アパートの大家さんは、毎月家賃収入があってお金を持っていそう」と思われますが、良い面ばかりに惑わされてはいけません。

 

賃貸経営を取り巻く環境は、これからもっと酷くなることが誰にでも分かりますので、リスクとリターンを天秤に掛けてみて、自分に合うのかどうかもよく検討してみてください。

 

アパート経営は金銭的負担だけでなく、賃貸物件を所有したことによる「業者間トラブル・いざこざ・煩わしさ・裁判・妬み・家賃滞納・入居者問題」等の精神的負担も忘れてはいけません。

 

不動産投資は以前の様なミドルリスク・ミドルリターンではなくなって来ています。

 

現実のアパート経営は、大借金とエンドレスに続く空室問題に悩まされる、まったく明るい兆しのない時代となっている事を承知しなければなりません。

 

賃貸物件を購入して初めてスタートラインに立ち、厳しい現実に直面した賃貸経営に臨まなければなりません。

 

収益物件を購入出来れば「後は業者任せで楽ちんな不労所得」が待っていると淡い期待を持っているのであれば、アパート経営はやらない方が身のためです。

 

アパート経営は破綻する!アパートローンが膨張し続ける厳しい現実

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