不動産投資やアパート経営において大抵の場合、銀行から数十年という長い年月の融資を受けなければ賃貸経営は叶いませんので、始める時期は出来るだけ早い方が不動産投資家として優位性を確立することができます。
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賃貸経営は長距離を走るマラソンのようなものです。
株やFXのように急転直下の乱高下がある訳でもないので、精神的にも落ち着いて取り組め、比較的安定した資産形成と資産保全が図れます。
サラリーマン大家として賃貸経営を始めるのは、出来るだけ早い方がお勧めです。
不動産投資やアパート経営の優位性が分かることができれば、遅くとも30代で始めた方がベストです。
自分の家族には、10代の内から何かしらの不動産を持たせ、資産とはどういうものか理解させようと考えています。
20代・30代の若いうちから不動産投資やアパート経営を始めた方が良い理由
1 お金に関する知識(ファイナンシャルインテリジェンス)が身に付く
2 資産と負債の違いがわかる
3 若いので融資期間が確保できる
4 早く融資を返済することができる
5 定年60歳までに借金が完済できる
6 無借金経営は無敵
7 経験と実績を積むことができることで2棟・3棟と資産を増やす事が出来る
8 賃貸経営は住環境の提供や雇用を生み、社会に貢献することができる有意義なビジネス
セミナーや大家の会へ参加してみると、ほとんどが年配者や働き盛りの40歳~60歳のミドルエイジがほとんどです。
定年を過ぎリタイヤしている方、脂ののった40代から60代がほとんど。
20代・30代の若者といわれる不動産投資家は、ほとんどいませんし珍しく思われます。
懇親会の場で浮くかも知れませんが、周囲の大家さん達は基本皆さん良い人ばかりなおで、若者であれば容易に話を聞けるチャンスがあります。
また地方の不動産業者が主宰するオーナーさん向けのセミナ―に参加してみれば、年老いたお爺ちゃん・おばあちゃんが大半で資産を沢山持ってそうな地主の大家さんばかりです。
不動産投資大ブームのお陰で、やる気満々の新進気鋭のサラリーマン大家さんを時々見かけますが、若そうな不動産投資家は少ない状況です。
若い内は資産も現金もなく収入も低いのが当たり前なので、一発逆転の宝くじを当てる感覚でなく、出来るだけ倹約に努めて軍資金を貯める事も必要です。
不動産投資には「グレーで微妙なテクニック的と言われるもの?」はありますが、おすすめ出来るようなものでもありません。
例えば、一物件一法人で購入(法人スキーム)、二棟同時購入などは、「借金を隠す行為」とみなされ一括返済の可能性もありえます。
銀行が複数の法人の状況を知っていたら、融資の稟議をあげた段階で、与信や融資限度額枠を判断されますので、融資は難航することでしょう。
不動産業者から勧められた、「皆がやっているから良いだろう」ということは別物です。
こつこつと地道に積み上げていく事が、不動産投資の王道になります。
少しずつ貯金を貯めていき、小ぶりなアパートやマンション等から初めて、段々とステップアップしていけば、60歳定年になる頃には、ひとかどの「一国一城の主」になることも可能です。
一国一城の主「自己満足」は、マイホームと同じような感覚もありますが、アパート経営という事業なのでそれなりの努力と勉強も必要です。
不動産投資に限らず自分のステイタスに合う投資やビジネスを見つけなければ、いつ会社を放り出される分からない不安定なこの社会、他人に人生を突き回されて終わるだけです。
そして不動産投資や賃貸経営は、普通のサラリーマンが、決して手に入れる事ができない資産を得る事ができます。
この世の中に他人のお金を利用して出来るビジネスは、そうそうありません。
アパマン経営に取り組むことが、早ければ早いほど不動産投資家にとって優位性が確保され、不動産投資の醍醐味を享受できることになりますので、興味があるのであればチャレンジしてみる価値は十分あります。
しかしご近所を見れば分かる通り、ライバル大家さんも身近にいますので、やはり地元でアパート経営をやるのが一番です。
また今の賃貸経営は斜陽産業の様なものでもあり、将来は下降線を下る暗い話しかありません。
厳しい現実もあることを充分理解し、アパート経営・マンション経営を始める必要がありますので「全ては自己責任」と「時間と労力を費やす覚悟」を持つ必要があります。
サラリーマンが副業感覚で「手軽で楽ちん」そうだからという安易にな考えで、多額の融資を受けて始めるようでは危険です。
不動産業者や管理会社がアドバイスはしてくれますが、最終的に責任を取るのは大家さんであり誰も助けてはくれません。
決して良い話ばかりではありませんが、「片手間で出来る事業なんてアパート経営以外そうそうありません。」、後発組だから遅いと言う事でもなくチャンスは転がっていますので、今から始めるサラリーマンでもチャレンジ精神とやる気をもてば、十分チャンスはあります。
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