アパート経営は大丈夫!?大東建託の営業マンは3000人以上!しかも更なる増員!

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ハウスメーカーさんの相続対策に伴う新築アパート建築の営業攻勢は、とどまることをしりません。今後も富裕層に対して融資が緩い状況が続く限り、地主さんに対して引き続き新築アパートが建設ラッシュが止まる気配はないです。

 

アパート経営は賃貸物件が乱立し競争が激化、「富裕層の大家さん・地主大家さん」、新規参入した「相続対策の大家さん・サラリーマン大家」さん等、ライバル大家さんが所有する集合住宅が巷に溢れかえり、賃貸経営の受難な時代を迎えています。

賃貸経営が上手くいかない・わずらわしい・困っている等のオーナーチェンジ物件は市場に多数売りに出されています。本末転倒ですが、将来の年金の足しにでも考えたアパート経営が、暗礁に乗り上げ、反対に「将来が不安になったから」「儲からないから」融資が出る、不動産投資大ブームの時期に売却処分をするのです。

 

失敗で済むなら良いですが「大赤字で破綻状態、自己破産、一家離散」に繋がることもありますので、充分に気を付けなければなりません。

多数のハウスメーカーや大東建託さんの経営戦略に脅威を感じています。

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大東建託の中期経営計画

2017年~2021年の5年間に設定した目標を達成し、売上を伸ばしましょうという計画です。

 

受注工事高は、2014年~1016年まで6000億円台の工事を受注しており、毎年約300億~400億円上昇しています。2017年からに当たっては、7000億円代の受注工事を維持し、約200億~約300億の受注を計画し見込んでいます。2017年3月期の受注工事高7150億円も、建築ラッシュを見る限り夢物語ではなさそうです。

 

毎年約200億~約300億程度上昇する目標。大東建託の受注工事高は、維持傾向ではなく緩やかに受注工事高は増え、最終的には2021年3月期には8120億円高い水位を示しています。

 

日本全国に大東建託の営業マンが3300人以上!

1878   大東建託    だいとうけんたく   [ 建設業 ]
【URL】http://www.kentaku.co.jp/
【決算】3月
【設立】1974.6
【上場】1989.3
【特色】節税対策で賃貸住宅事業を地主に提案。賃貸仲介、管理、家賃保証までの一貫サービスに強み
【連結事業】建設42(15)、不動産55(3)、金融0(37)、他3(16) <16・3>
【増配幅拡大】入居者斡旋着実に実り賃貸収入堅実。主力の建築請負は9月末受注残8904億円(前年同期比10%強増)。値上げ効き、想定ほど労務費上昇せず。営業益続伸、前号比上振れ。6期連続最高益更新。18年3月期も建築請負の好調持続。連続増益。
【収益の源泉】営業人員の採用促進と育成強化を継続、17年3月末に3500人目標(16年9月末3383人)。自己株取得継続。

 

2016年9月末に3383人の営業マンがいるにも関わらず、2017年3月末に、3500人に増員目標!

 

毎日これだけの人数の営業マンが必至に近隣の地主さんや富裕層に対して、「土地の有効活用しませんか?」と営業を掛けているのですから、既存の大家さんは戦々恐々になるのではないでしょうか。

 

大東建託だけではなく数多くのハウスメーカーも血眼になって、アパート経営の営業に尽力しているのですから。

 

大東建託さんの受注工事高が、相続対策用の新築アパート建築大ブームの波にのり、これからも現状維持・増加していくことを考えると、既存の築古アパートを抱えている大家さんは非常に厳しい賃貸経営を強いられます。

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賃貸経営が今後どれほど厳しいものになっていくか、目に見えている。

 

不動産投資を単なる投資、金儲け的思考でやれば「人間的要素が介在する賃貸経営」がありますので、上手くいかず失敗する確率は上がります。

 

資産家や富裕層でない限り、やる気と根性が問われる商売・ビジネスです。

 

ハウスメーカーも大東建託さんだけでなく多数存在しますので、地主や資産家に対して、非常に危険な甘い言葉・大義名分をぶら下げ「有効な土地活用」として営業攻勢に出ます。

住友林業のアパート経営見学会へ参加♪

 

大和ハウスの見学

 

今でも入居者さんの限られた需要に対して、アパートやマンションは供給し続けられている状況です。空室だらけの中古アパート物件を横目に、新築アパート賃貸物件の供給は歯止めがかかりません。

 

立地やエリア・家賃相場を間違わなければ、たいてい新築アパートから入居が決まります。そして中古の賃貸物件は、入居が決まる物件と決まらない物件選別されています。

 

決まらない物件はどうするかといえば、最終的には家賃の価格破壊が起こります!

 

初期費用の負担増!

敷金礼金ゼロゼロ、北海道の様に広告料数か月分から6カ月分なんてこともありえます。

 

 

家賃相場の崩壊!

値下げ合戦、バーゲンセール、家電量販店や大型スーパーマーケットの大売り出しの様な状況が生起。

 

 

悲観ばかりしてはいけませんが、将来の予想や見込みはを付けることは非常に重要です。現実に目を背けないで、供給過剰を見据えた賃貸経営戦略が必要になります。過去の大家さんや今までの不動産投資家とは違う賃貸経営の環境ですので、精神的に苦労する覚悟の上で大家業を始める心構えが必要です。

 

今でも生易しいものでもないのですし、ほんとうに賃貸経営は厳しくなりますから、よく考えて挑むべきです。何もない方は体力的・精神的負担の比率が高い物件で、頑張るしかありません。厳しい賃貸経営ですが「興味があって好きだからできる!」事もあるのです。

 

これからチャレンジしたい方・始める方もそうですが、大家業を生半可な気持ちで始めない方が良いです。投資もいろいろありますので、自分に合う投資を選ぶのがベストです。賃貸経営に嫌気がさしこりごりの方は、不動産投資家の融資が出るうちに売却して、撤退したい方が賢明です。

アパート経営から撤退し賃貸物件を売却!?空室問題が潜在化する賃貸経営から身を引く賢明な不動産投資家さん

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