アパートの火災保険を解約!返戻金はいくらになる?

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アパート経営には、自然災害の被害や事件・事故が少なからずあります。

そんな時、大家さんを助けてくれるのが火災保険ですが、昨今の災害の多発から火災保険料率が定期的に改訂され上昇してる状況です。

 

火災保険が2015年10月より値上がりとなる事から、以前契約をしていた火災保険を一度解約し「いくら火災保険返戻金が戻ったのか」と言うお話をさせて頂きます。

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アパートの火災保険を解約!払戻率と返金額の事例

火災保険の解約に伴い、残りの契約期間に伴う火災保険料金を、解約返戻金として頂きました。

 

また解約返戻金は、契約期間と経過期間ごとに解約払戻率が定められいます。

 

一例として、20年契約で3年経過であれば、支払い済み保険金の約85%など
※火災保険会社により返戻金率は違います。

 

火災保険会社ごとに、解約払戻率が違いますので、計約する前に事前に確認しておいた方がベターです。自分の様に「火災保険の値上げに伴う加入期間の変更(長期掛金の方が安くてお得)」、「不動産を売却する事になった場合」や「サービスが悪いので保険会社の変更」等もあるかもしれません。

後々の事を考え、火災保険会社の払戻率を比較しておいたほうが良いでしょう。

 

火災保険加入状況

フルサポートの火災保険を20年で加入。

手厚い補償内容の火災保険契約で「約70万程度」。フルカバーで補償されますが、その分掛金は高かったです。

 

そして、解約時の火災保険返戻金は「約55万程度」でした。

 

ざっくりですが「約80%程度の解約返戻率」でした。

 

 

建物被害への万が一のリスクカバーと安心確保のため、絶対に必要不可欠なものなので、加入したことに間違いはありません。

 

もし火災保険に加入せず、火災や風水害の被害を受ければ全て自己負担で修理をしなければなりません。また火災被害にでもあって、全焼でもすれば潤沢な資金がない限り、建て直しは困難な事でしょう。

 

更に毎月のアパートローンの返済をストップする事も出来ません。破綻する可能性も充分にあります。

 

アパートの借金の残債が大分減っていたりすれば、建物を解体し更地にして土地を売却し借金をチャラにする事ができるも知れません。

 

残念ながら今後の火災保険は「2017年・2019年・2021年と3段階に分け合計14.2%上昇が予定」されています。

 

まとめ

火災保険の掛金や返戻率は、保険会社によりまちまちですが、極端には変わりません。外資系が安い事もあります。

一番大事なのは、掛金や返戻率に重きを置くより、被災した時にしっかりと支払われるか否かが大事。火災保険の代理店の力も重要とよく言われます。

 

また火災保険を途中解約しても、解約返戻金として支払い済みの掛け金大半が戻ってくるので、安心して掛けられるものですね。

 

なお火災保険の値上がりもあり、今までのように安い掛け金でワイドの補償を契約が難しくなる事から、長期36年(最大)の契約期間でフルメンテナンス、手厚い補償内容の契約をした経緯もあります。

 

ぽんこつ物件に保険36年掛ければ、保険料金も最大限に長期割引になりお得です。資産性の高い収益物件は「お金のなる木」なので、もしもの時のために火災保険を掛けてリスクヘッジをしておくべきでしょう。

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