【アパートローンの金利比較】メガバンクVS地方銀行!一番お得な融資はどこ?

不動産投資の成功の可否は、購入時点の価格で大方決まり、その他に「融資金利・入居率・メンテナンス・税金」などの運営能力も問われますが、経費支出の中で一番大きい金利負担をいかにして低く抑えることができるのかが、非常に重要なポイントでもあります。

 

そこで3大メガバンク(三菱東京UFJ銀行・みずほ銀行・三井住友銀行)と都市銀行・地方銀行の融資状況を相談し、一番安かった金融機関を紹介します。あくまでサラリーマン大家の状況で、属性・物件評価によって全くの別物になりますので、資産家と同じように考えないでください。

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メガバンクVS地方銀行!アパートローンの金利比較結果

3大メガバンクと関東にある都市銀行・地方銀行に相談をしてみたところ、意外な結果となりました。

 

条件を固定金利5年として

3大メガバンクのアパートローンの金利は、0.8%前後

某地方銀行のアパートローンの金利は、約0.6%

 

参考メガバンクの金利

三菱東京UFJ銀行のアパートローン借換え金利とは?メガバンクの融資事情は厳しいのか

みずほ銀行のアパートローン金利はいくら?以外に積極的で条件が低い融資事情

不動産投資に悲報!メガバンク三井住友銀行のアパートローンの金利が上昇

 

メガバンクより地方銀行の方が、安い金利で融資を受ける事が可能となりました。

 

メガバンクより地方銀行の方が融資金利が低かった理由は2点

1点目

一番の理由は、既存の融資を受けている銀行から「他行への借換えを踏まえた相談をしたこと

2点目

長年地方銀行とお付き合いがあって、実績と評価を認められいることが大前提にあること。

 

他行への借換え相談は、銀行から見れば死活問題となる事でしょうが、事業主の立場から見れば、金利負担が軽くなり収支も改善され、財務がよりいっそう良好なものとなり長期安定経営と結びつく事でしょう。

 

さらに安定経営が出来れば、金融機関としても収入減にはなりますが、貸し倒れのリスクも減るものです。

 

反対に金利は低くなったことで、銀行の収入は減る事ですから、もうこれ以上アパートやマンションを増やさない購入しない、手堅く資産保全の領域に達している方が積極的にすべきものと考えます。

 

固定金利の終わり時期に複数の金融機関へ足を運び、事業収支や資産背景をアピールできる材料があれば、相談されるのがよいでしょう。

 

実績もない・何もない状態でアピールしても空回りすることになります。数打てば当たる・むやみやたらに相談に行っても残念な結果になってしまう可能性もありますので、事前に目星を付けてから情報を得てから行くのが効率が良いかも知れません。

 

また、大きな借金を背負い収益物件の数を増やして資産規模拡大を目指している不動産投資家さんの場合は、数パーセントの借換え利率のため奮闘するよりは、長い目でお付き合いした方が融資の感触が得られそうな既存の銀行とパートナーとして、うまく協力関係を結んだ方が得策な場合もあります。

 

自分の将来の視点を考え、攻めるべき不動産賃貸業なのか、守りの事業なのか「もういいや、これ以上戸数増やしても税金で持っていかれるし、税金処理のためまた事業拡大するはめになるし、面倒ちょうどいい」など、自分の思考や性格、心地よい状態というものが人それぞれあります。

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不動産投資の返済比率は60%が目安

金融機関のアパートローン金利も重要ですが、融資実行後の賃貸経営のスタートの方がもっと重要です。

 

無理なアパートローン融資を受けて身を滅ぼす事にも繋がることもありますので、不動産投資をチャレンジする際は必ず実際の収入見込みはいくらで、手残りはいくらなのか熟知しなければなりません。

 

他人の手に委ねた賃貸経営はギャンブルと同じです。返済比率を元に安全に賃貸経営をすることを強くおすすめします。

不動産投資の返済比率は60%が境界線!アパート経営の安全指数を見極める事が重要

 

まとめ

不動産投資はアパマンを購入するのが目的ではありません。誰と比較・競争するものではありませんので、自分の将来像・「本当の意味での自由」・金銭的・精神的安定の追及などが根底にあります。

 

不動産投資大ブーム・相続対策のアパート経営で本末転倒な結果にならないよう、積極的なのも相当なリスクを背負いますので「実質投資ではない」覚悟をもって挑む必要性と、競争が激化する賃貸経営環境のなか見守るばかりです。

 

また高属性のサラリーマンでなくても不動産投資ができる「年収500万以内で不動産投資に活用できる金融機関一覧」を参考にして下さい。

りそな銀行で不動産投資のアパートローンはどうなの!?りそな銀行のアパマン融資3つの特徴

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