アパートで事件発生!警察が出動した冗談じゃない呪われた恐怖の体験談

関東在住の主婦様から、賃貸物件で起きた摩訶不思議なポルターガイスト的な恐怖の事件を紹介致します。

 

千葉県在住の33歳主婦です。これは友人に起こった信じられない出来事です。その友人は私より年上のお姉さんで、とあるバーで知り合いました。私も彼女も水商売をしていたので、時々深夜にバーで待ち合わせていました。

 

ある日、ちょっと深刻そうに話しだしたのです。アパートに帰ると「家の物の場所が微妙に動いている」というのです。「酔って帰ってそう思うだけじゃない?」などと笑いながら話していると、友人も「そうかなぁ」という感じでそんなに深く話し合いませんでした。

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アパートに起こる奇怪な現象!泥棒?ポルターガイスト?

その友人と明け方までバーで飲み終わり、それぞれ帰宅しました。家について少ししたところ、さっきまで一緒にいた友人から電話があったのです。「やっぱり、リモコンとかクッションが動いてるわ」と少しパニック気味です。ほっとくわけにもいかないのでタクシーで家まで急行しました。

 

少し落ち着かせてから詳しく状況を聞くと、前から何度もおかしいと思っていたので、出ていく前に「リモコンやソファの上のクッションの位置を写真に撮って出た」そうで、帰ると微妙に動いているそうです。リモコン、クッション、洗面台のタオルの位置が動いているといいます。

 

そして金目の物、宝石類や置いてあった現金や通帳はそのままあり、なぜか金品類が無くなっていないので不思議で仕方ありません。泥棒なのか、心霊現象なのか友人は不安で仕方がない様子でした。

 

その日はとにかく私の家に一時避難しました。昼過ぎに起きて、警察に行こうかと言いましたが、何も盗られてないしポルターガイストのようなものなら行ってもしかたないしということで、私の知人に機械に詳しい人がいるので相談しました。結果、隠しカメラを付けてもらえることになり、一日様子をみることになりました

 

 

えっーこわぁ!!カメラに映った恐怖の正体とは!?

カメラを設置してからはしばらく友人は私の家に泊まり、一日一回家を見に行き、モノの移動がないか確認しました。4日間か5日間何もなく6日目、またモノが動いていました。早速知人に電話し、カメラを外して確認したのでした。

 

すると、、、「ガチャ」っと玄関の鍵が開きました。そこに侵入してきたのは50代くらいの女性でした。

 

画像があまり鮮明ではないので顔までは見えません。友人は茫然としています。その女性はまるで自分の家のようにソファに座りテレビを見はじめました。ハラハラ・ドキドキ、何しよるのかな、、、、あなたの知らない世界がここにあるのです。緊張の連続でした。

 

持参したペットボトル飲料を飲みながら40分くらい滞在し、ソファのしわを伸ばして、玄関に鍵を掛けて出て行きました。「んっ、、、、、誰なの???」としか言葉が出なかったのを覚えています。えっ、終わりなの、、、、(汗)

 

同じ様にまた不法侵入されても怖いので、その映像データを持って最寄りの警察署へ相談に行きました。Vシネマに出てくる様なゴルゴ31風の強面の刑事「デューク東郷」の方から、映像から誰かを判別するより「現行犯のほうが良い」という結論になり、あとは西部警察の様な石原軍団(仮称)に任せたのでした。

 

賃貸物件に住居侵入した「歪んだ犯人の動機と手口」

石原軍団の警察に届けて二日後、なんとっ!「犯人が現行犯逮捕さた」のです。

 

警察(デューク東郷)から友人への説明があり、私は同席できなかったので後で聞いたところによると、犯人は40後半で以前、その部屋に住んでいた人でした。

 

恋人と別れ思い出のつまった部屋を引き払ったものの、想いを振り払えず、また部屋に戻ってしまったといいます。鍵は引き払う際、マスターキーだけを返し、恋人に渡していた合鍵は持ったままだったそうです。

 

ここの大家さんも警察に事情をきかれ、本来は住人が変わる度に鍵を変えなければいけないのを、経費削減を理由に怠っていたということです。犯人は薄い期待を胸に合鍵を回し、開いたので中に入ってしまった、もう他の人が住んでいると分かったけれど、それをやめれなかったと言っていたそうです。

 

まとめ「冗談じゃない呪われたアパートの恐怖体験」

随分時間が経ってから、あれはいくつもの歪んだ偶然が重なったなと友人と私はその出来事をお酒のツマミにしましたが、よく考えるとこんなに気持ち悪いことはありません

 

犯人が友人に敵意を持っていなかったから、大事に至らずに済みましたが、一歩間違えたら大変なことになってたかもしれないと思いました。「何故、私と彼の思い出の部屋に知らない女がいるの…」のような逆恨みなんか洒落になりません。

 

大家さんもいつもそうしていたのか、今回が初めてなのか分かりませんが、家を貸すという立場で守らなければいけない最低限は守ってほしいものです。引っ越すたびにわざわざ自分で鍵なんて変えてられませんから。アパートを建築して賃貸経営をしているのですから、入居者さんの安全と安心を守って頂くよう努めて頂きたいものです。

 

やっぱり本当に怖いのは、「幽霊なんかより生身の人間」ですね。

 

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