不動産投資を始めた理由のひとつが、賃貸経営は何百年以上も続く安定した手堅い事業だからです。また忙しいサラリーマンでもアウトソーシングを使い副業として経営ができ、資産形成に有効的な不動産という手堅い現物資産が残せます。
サラリーマンが、株式投資やFXを始め、事業・ビジネスにチャレンジするのは、容易なことではないことは容易に想像できることでしょう。また事業の成功は失敗する確率の方が遥かに高いデータも出ています。一企業の寿命は30年と言われていますし、これほど長年に渡り継続して続く賃貸経営事業というものはそうそうありません。
人が居住しなければならない賃貸経営ビジネスは、未来永劫なくなることはないと言えるでしょう。
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アパート経営の始まりは江戸時代
日本におけるアパート賃貸経営の始まりは、今から約400年前の江戸時代の頃から始まったとされています。
時代劇に出てくる、木造平屋建ての長屋式。
農民や商人が何世帯も住んでいる、細長い「長屋」が不動産業の始まりであると言われています。
江戸時代は、土地の所有権は幕府や大名にあったそうです。
町人が住むような長屋の土地では、豪商やお金持ちの商人が土地の所有を認められ、そこに家賃を払って住居を借りる賃借人が住むようになりました。
長屋は非常に部屋が狭く、布団を敷いたら寝るのが精一杯で窓や押入、洗濯場・物干し、お風呂場、トイレ等もなく、水の確保には共同で井戸水を使っていました。
ワンルームアパートのような狭さですね。
井戸水は共同で使用し、各世帯流しとかまどがありますので炊事が可能です。
そして肝心な家賃ですが、一日分の日当で賄える程度であったことから、比較的安い賃料だったとされています。
しかしながら長屋に住む住人の収入が低く、食費、銭湯代、薪代、雑費等の生活費を支払えば、あまり余裕もなく当時の家賃は適正家賃だったそうです。
不動産業の始まりを世界で見わたしてみても、古代ローマ帝国から賃貸経営が始まっていたとの説もあります。
「会社の寿命は約30年」という中、「何百年・何千年続く不動産業とういうビジネス」は、将来に渡り安定したビジネスと言えます。
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またサラリーマンをしながら平行して大家業をしているオーナーさんは沢山います。
会社で転勤になったから、「空室にしていても勿体ないので、人に貸してるよ」という方は身近にいます。
規模は違えども立派な賃貸経営であり、大家さんです。
それも、管理会社を利用し賃貸管理を任せ、一回限りの収入ではなく継続した利益を上げることができる、不動産投資の醍醐味と言えるでしょう。
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