新築アパートを購入するれば「長期安定経営が出来る!」と思った事はないでしょうか?
新品出来立てほやほやの「キッチンやお風呂、洗面台等の設備、居住空間すべてが新品と新しい物づくし」、これで快適な新生活を送れるはずの入居者さんが契約期間満了前に退去する事になったのです。
今回はなんと新築アパートから築古ポンコツ物件に鞍替えした、「内見者から言われた意外な言葉」入居者さんの賃貸ニーズの紹介です。
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サラリーマン大家の空室物件がリフォーム終了後、運よく当日にありがたいことに申し込みを頂きました。
その後、問題なく保証会社も通り契約を頂きましたが「内見者から言われた言葉」が賃貸経営の危うさを感じずにはいられなかったのです。
空室が発生したので、直ぐにハウスクリーニングとサラリーマン大家自らのセルフリフォームを実施。
1月~3月の繁忙期に合っては、スピードが命。
クリーニング業者やクロス屋さんも忙しい事もあり、最短で工事に入れない事もあります。
今回は管理会社経由で清掃業者に入ってもらい、最小限のクロス張替えとクッションフロアーのみ施工依頼。細かい所は、大家さん自らが手直しをします。こういう細かい様な所が、入居者さんに選ばれる事もあるので大事です。
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そして前入居者の汚部屋を一新したことで「入居申込者からとても気に入ってもらえた」と、仲介業者さんから連絡を頂けました。
大家として感無量です。
大家さんをやっていて良かったなと思えた事と、自己満足の部分もありとても気分が良かったです。
賃貸経営のヒントを得るために、仲介業者さんへ内見者に物件を案内する際、物件を探している理由を聞きます。
そこで内見者さんから言われた、強烈な言葉が、、、、、
「狭い部屋に飽き飽きした!」
しかも今住んでいるのは「新品ピカピカの新築アパート物件!」
「狭すぎて使い勝手が悪く、住みずらい!」
外観の見てくれは確かにパッと見、綺麗で素敵と思われがちですが、実際の入居者さんの声はこんな感じなのです。
現場の生の声は非常に大事です。
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斬新なデザインと設備を兼ね備えた新築物件を購入すれば、長期安定経営が当分の間できるものだと、初心者大家さんは思っているのではないでしょうか。
しかし当の入居者さんは、新築物件の快適な住環境で楽しく生活出来るものと思っていたところ、実際にはあまりにも部屋が手狭過ぎて嫌気がさし、うんざりしていた模様です。
横浜は丘陵地帯でもあり、交通の便が悪い山のてっぺんにも沢山アパートはあります。不動産投資ブームで一気に建築ラッシュが続き、入居ニーズの乏しい狭小アパートがあちこちに建築されたのです。
今回入居申し込みを頂いた賃貸物件は、今風の築古でありきたりの普通のアパート。
おんぼろでふつーの世間一般のアパートが、新築物件より勝りました。
新築より中古を選んで頂いた理由は、「築古アパートでも新築アパートに勝てる要素を持っていたから」です。交通の便、間取りの広さ、居住性・住みやすさ・快適性・清潔感、お得な家賃のバランス、一子相伝の秘儀など。
また、新築アパート物件が、自己資金1割程度でよく売買されているのを見かけます。新築物件は日本人に大変好まれるので、家賃も高く満室経営が出来ると思われがちです。
しかし実際は新築物件でも空室は散見されますし、賃貸経営が上手く運営されているとは言えません。
新築アパートでも賃貸ニーズの合わない広さや間取りは、危険がはらんでいることを十分承知した方が良いと感じます。業者さんの言葉は、絵空事が多いので注意が必要です。
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