レオパレス21のアパート経営で集団訴訟が起きた!

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不動産投資やアパート経営には様々なメリットやデメリットもあり、サラリーマン大家として賃貸経営をしていれば小さなトラブルから裁判まで発展する、金銭的・精神的にも辛い問題に当たる事もあります。

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誰しも裁判なんかしたくはありませんが、不動産業界や賃貸経営は魑魅魍魎な世界でもありますので、裁判を避けて通れない場面に合う事もあります。

 

自分の利益のためならどんな手段をもためらわない心無い方も散見されるので、アパート経営は危険をはらむ事業にもなります。

 

不動産投資や賃貸経営には、知識と経験でリスクカバーしていかないと非常に危険です。

 

 

そして平成28年11月25日テレビコマーシャルでもお馴染み、レオパレス21が集団訴訟を起こされました。

 

LPオーナー会のメンバーを中心に129名(請求総額は約4億8,684万)

 

集団訴訟を起こしたのは「LPオーナー会」という、レオパレス21でアパート建築をした大家さん達が集まって結成された組織です。

 

レオパレスと言えば、壁紙が選べる、家電・家具付、低価格戦略、家電量販店やホームセンターの様な安値価格戦略のイメージがあります。

 

入居者にとって低価格で入居できるメリットがあるものと感じます。

 

安かろう悪かろうで、住み心地が悪すぎてはいけませんが、家賃に対してそれ相応の住環境を提供しなければ賃貸経営は出来ません。

 

 

 

集団訴訟の理由は、レオパレスの「家具・家電総合メンテナンスサービス」の契約が保護にされる債務不履行が原因です。

家具・家電総合メンテナンスサービス

 

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オーナーとレオパレスとの間で、「家電・家具」をレンタルする契約

 

「家電・家具」のレンタルは、当然年数が経てば不具合も出て来たり、修理や交換、型が古くなれば7~14年でレオパレス側の負担で定期的に新品に交換してくれるという内容です。

 

オーナーさんは、毎月一戸あたり2000円レオパレスに支払う事で、家電家具のレンタルサービスを受けられるとの事でした。

 

しかし実際には、大家さんからの契約通りの要望で家電・家具を新品に交換してくれないものだから、大家さん達は集団訴訟を起こさざるを得なくなったわけです。

 

コスト意識の高いサラリーマン大家では、毎月一戸当たり2000円なんて支払えません。

 

大家さん自身で家電家具の調達を行い、自己完結できるのであれば長い目でトータル的に見れば、経済的にかなり安く抑える事が可能になります。

 

レオパレスさんの家電家具のレンタルサービスを契約したのに、約束通り履行していただけないのであれば、大家さん達は何のために月々支払っているのか意味がありません。

 

支払うだけ無駄な費用になってしまいます。

 

約束と違うのであれば「支払った分のお金は返してください。」となることは必然的です。

 

 

レオパレスさんの言い分は、

 

「家電は、入退去に合わせ交換する」

 

「今後破損した場合、修理するので返金はしない」

 

「テレビ台、ベッドの交換はしない」

 

約束通りのサービスを提供し納得のいく説明をしていれば、訴訟なんて起こされません。

 

 

レオパレス21に限らず、不動産業界はマイホーム購入を始め、とにかく問題やトラブルが続出する事が多々あります。

 

約束通り守らないのは別な事として、自分も含め業者さんや施主さんも、どちらも自分に都合の良い解釈をしてしまいがちです。

 

業者さんへの淡い期待は禁物です。

 

 

目的に合った提案について、メリットやデメリットを把握し、疑問や分からない事があれば徹底して確認しなければ、曖昧にされてトラブルへと繋がります。

 

利益が絡むと人間は恐ろしい一面をみせたり、お金を支払えば手のひらを返したような態度に豹変する方もいます。

 

不動産投資だけでなく人として約束をした以上は、約束は守るべきもの、道徳心があればこんなことにはならないのでしょう。

 

 

不動産投資の最大のリスクとは!?

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