不動産投資は収益物件からの家賃収入が主な収入源になりますが、工夫する事によって他の収入をプラスし、利回りを上げる事が出来ます。
またアパートやマンションは、通常であれば購入した時点が一番高い利回りになります。一番高い家賃収入で、後は良くて横ばいか下がる傾向にあります。
その後は築年数と共に家賃も下がり続け、築10年などの一定ラインに到達すると、周辺相場に家賃がなじんでくるものです。利回りを上げる方法を紹介致します。
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アパート経営で利回りを上げる方法
低すぎた家賃の見直しと値上げ
周辺家賃相場より物件の家賃が低めに設定されている場合があります。近隣のアパートやマンションの相場を把握し、家賃収入をあがえる事も可能です。
自動販売機の設置
自動販売機については、地域に溢れかえり完全に供給過剰の状態に陥っています。自動販売機の売り上げが減少し、収入が見込めないので自動販売機業者さんから設置を断られることも珍しくありません。
自動販売機1台で何万も儲かるものでもありません。よほど立地が良い場所でない限り、淡い期待は禁物です。
自動販売機の設置は儲かる?アパートの手数料売上と重要なポイント
コインランドリーの設置
コインランドリーは、フランチャイズを仕掛ける側が儲かるシステムになっています。成功して儲かっている大家さんは聞いたことがありません。
水道代・電気代・共益費の徴収
電気や水道料金や共有部分の清掃費に充当されます。入居に関わる共益費等は、3,000円等あまり高額の徴収も出来ずらいものです。共益費に対してのサービスが見合わず負担に思われる様では、入居者の満足度は下がるばかりです。
プロパンガス会社からバックマージン
協賛金としてガス会社から不動産オーナーへバックマージンを貰う事も出来ます。その利益は、どこから来るのかは、入居者のガス料金から来るのでこれも考えようです。
携帯電話会社のアンテナの設置
一番収入が見込めそうな、携帯電話のアンテナは、当然のごとく築フルぽんこつアパートに付けられるわけにもいきません。広い敷地の一角に、高さのあるアンテナを見かけた事がありますが、そういうのであればチャンスがあるかもしれません。
自分が住んでいるマンションに、アンテナがあれば少なからず拒否反応を示す方も中にはいますので考えようです。自分であれば、部屋の真上や横、至近にあれば進んで住む気にはなれません。
駐輪場・駐車場の徴収や値上げ
不動産は稼働させなければ意味がありません。空きスペースを上手く活用し、空間を最大限に生かしましょう。
広告看板の設置
看板の設置料金は、数万円から不動産オーナーと設置業者の合意で決まります。相場は合ってないようなものです。
あくまで一例であり、一長一短があります。
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そして今の賃貸経営環境は、大家さんにとって完全に不利な状況で、入居者が過剰に優遇されることもあるご時世です。あまり入居者さんに負担を強いるようなことも出来ません。
無理に入居者さんに負担を強いる事をすれば、入居者から不満に感じられ空室が発生したり、長期間空室による機会損失が免れません。強欲大家だと思われ退去でもされたら、利益を上げるどころか期待する家賃収入も得られず、本末転倒になってしまいます。
利回りアップの淡い期待はせず、収益物件のポテンシャルを最大限に引き出し、現状維持・満室経営が出来れば良好な賃貸経営が出来るものと思います。
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