東京都在住の２０代会社員の女性から、格安アパートに住む入居者の体験談を紹介致します。
アパートのスペック概要は、東京都内の西武新宿線沿い築古木造アパート。
高校卒業と共に田舎から上京し、学生だったので金銭に余裕がなく、安さ重視でオンボロアパートを借りました。
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さて、そのボロ物件。
TVのモニターは付いても、画面に映像が何も映りません！！
うそでしょ？全チャンネル砂嵐って･･･いつの時代なの！？
異次元空間にでも迷い込み、タイムスリップでもしたのかと言いたいくらい。
大家さんや不動産会社に問い合わせたところ、「アンテナは自分で買ってね」と言われました。アンテナが付いてないのかい！格安の理由が一つ分かりました。
そしてもう一つの格安な理由は、「住民の民度の低さに問題」がありました。
2階建てのアパートには、約６人ほどが住んでいました。
道路沿い１階には、70～80代のおじいちゃん。妻が亡くなり、一人で生活しているのだとか。毎日裸で洗濯物を干していて、正直目のやり場に困りるばかりです。
その隣りには、某国際弁護士にソックリなタクシー運転手。
そしてその隣りには、20代のチャラそうなお兄さんが住んでいました。
なぜ私がここまで住民の職業などに詳しいかと言いますと、実はこのタクシー運転手と、チャラお兄さんが大ゲンカして、警察沙汰になったからなのです！！
私は警官に捉まり、
「君、こんな物騒なところに女の子ひとりで住んでいるの？大丈夫？」
と余計な心配をされつつ、事情聴取をされたものです。
また私の隣部屋には、推定40～50代のサラリーマンのおじさんが住んでいたのですが、「ドアの開閉音はおろか、くしゃみやセキ・オナラの音まで丸聞こえ！」壁が薄いの何のって。ほんとうに壁があるのか、感覚的にはベニヤ１枚程度の壁？気休め程度の壁のような薄さです。
アパートは音がとてもよく響きわたり、「生活音は丸聞こえ」なのです。
安いアパートには、それだけの理由がある人達が暮らしています。言っちゃ悪いですが、生活レベルは決して高くありません。
そして今でこそわかる【地雷物件の見分け方】なのですが、不動産会社に勤める友人に教わった事を、皆さんにもおすそ分け致します。
『住民の民度は、そのゴミ捨て場を見れば分かる！』
『綺麗に片付いているか？ゴミ出し曜日以外にゴミは出ていないか？』
『外国語のゴミが多く捨てられていたら、外国人が住んでいる可能性が高い』
など。今思えば、あのアパートのごみ捨て場は常に不法投棄らしき謎のゴミや、猫に漁られたあとのあるごみ袋が散乱していました。
この情報を事前に知っていたら。よくあんな所に住んでいたなと、今では昔の自分に感心してしまう程です。
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