サラリーマン大家として賃貸経営を成功させるためには、他の物件と差別化を図り、魅力ある物件としなければ空室戦国時代を生き抜くことはできません。
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他の差別化を図るため、いろいろと小細工や工夫しますが、人目に付きやすく費用もあまり掛からないのでアクセントクロスを導入する大家さんも多いです。
ひと昔前までは、アクセントクロスはキラーアイテムで、真新しいものでしたが、今では当たり前の状況です。
そして入居者さんが契約をして頂いたら、アクセントクロスをサービスする導入を取り入れていました。
仲介業者さんから好評だったらしく、程なく入居者さんが決まり、カタログから好きなアクセントクロスを選定し工事が完了。
しかしそこで問題が発生!
入居者さんが好きなアクセントクロスを選定したにも関わらず、「イメージと違う、合わない」という事で、やっぱり元に戻して欲しいとの要望がありました。
入居者さんの希望に合わせたアクセントクロスなのに、元に戻して言われても困ります。
お金も時間も掛かるし、そうそう要望に答えられません。
管理会社経由で、お客様の要望に合わせたアクセントクロス、壁紙費用の発生、追加の壁紙交換費用は難しいとの事を、やんわり説明し対応して頂きました。
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入居者さんには納得頂けたとことと思っていたところ、数日後に大変な連絡が来ました。
な・なんと、、、「退去通知の連絡が来ました!」
ヒェー、参りました。降参です。
良かれと思ったアクセントクロスサービスが、完全に裏目になりました。
カタログで見るアクセントクロスは、サイズが小さいので、大きな壁紙として実際に実物で見ないと、イメージが出来ないものです。
確かにそれは分かります。
でも選んだのは入居者さん自身、しかし今の賃貸経営は残念ながら大家さんが不利な時代です。
アクセントクロスのサービスは、入居後イメージと違う事もありますので、アクセントクロスのデメリットも理解し、入居者さんの人となりを検討し、その方に合った柔軟な対応が重要なものとなりました。
はじめからアクセントクロスは張っておいた方が、無難なのかもしれません。
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