サラリーマン大家として不動産投資や賃貸経営をしていると、海外不動産投資に興味を持っている方が少なからずいます。
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「カンボジア不動産投資詐欺」も事件として、ニュースや新聞で大きな詐欺事件として、話題になりました。
カンボジア不動産投資被害弁護団公式サイト
詐欺業者13名から芋づる式に合計22名逮捕、平成27年6月25日、東京地裁にて、株式会社S.F.C の不法行為責任を認める判決が出ました。
騙された人は、2012年からの1年間に、200人以上、合計20億円以上騙されました。
いつも不思議に思うのだが、日本国内の不動産に飽き足らず、海外まで不動産が欲しいなんて。
日本だろうが海外だろうが、国を越境しても特にたいして垣根がないからなのか?
そしてどれだけ海外不動産市場や現地地域の事を熟知しているのだろうか?
まさか不動産業者の言うことを全て信用しているとか、、、、(汗)
諸問題トラブルや入金管理はどうするのか?
修繕やリフォームをどう確認するの?
妥当性は?
現地に行くの?それともメール画像?
契約書面がそもそも読めない!信憑性にも欠ける。
海外不動産投資をする人で、実際に現地に行かず物件を購入している人もいます。
あいた口が塞がらないというか、
信じられない
「 正気の沙汰ではない」
そこまでに海外不動産を販売している業者を、信用できる何かがあるのだろうか?
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現地滞在の不動産物件を仲介する日本人が、「日本人相手に騙す」話も聞いたことがあります。
日本人同士だから、外国人より少なからず信用できて、簡単で手っとり早いんでしょう。
数年後に資産が倍になるという話は、人の欲をかきた周囲のことが見えなくなり、盲目になるのかもしれません。
大半の方がキャピタルゲイン狙いですが、海外という遠隔地での賃貸経営は、通常全て現地の業者へ任せることになります。
日本国内でさえ管理会社へ賃貸経営に関する業務を全て丸投げすれば、割高なリフォーム・修繕、手数料等が大家さんに請求されます。
そうすると、キャッシュフローはほとんど残りませんし、反対に赤字になることもあります。
賃貸管理、運営、リフォームやトラブルは全て現地業者任せ、そんなことで賃貸経営が出来るとは到底思えない。
賃貸経営うんぬんではなく、不動産価格が上昇したら物件を売る算段だと思いますが、信用に値する現地業者はいるのだろうか?
世界の中でも良心的な日本人でさえ、不動産投資に絡む事件や化かし合いをしているのに、海外で不動産の売買や賃貸管理を外人等に任せた場合どうなるか、業者の思うがままに財産をむしり取られること必至です。
文化や習慣、考え方も違う外人とのやり取り、悲惨な結果になるものと想像がつきます。
不動産価格が高騰していることを踏まえ、東南アジア等の人口が増加している国へ目を向けていまが、日本の高度成長期の様に経済発展が歩むとも限りません。
資源も何もない国が、戦後の廃墟から復興することができたのは、日本人の勤勉で真面目な気質と性格がありるからこそのものだと感じます。
みんなが海外不動産投資をやらないから、儲かるのは理解しますが、投資なのか投機なのか?充分リスクを承知の上でやっていればかまいませんが、自分はそこまでしてお金は欲しくない。
だって現地の不動産に係る、「文化、習慣、不動産市場、地域・人の特性、リフォーム、修繕等」の現地情報を得るのに一苦労するし実際わからない!物件がどうなっているかなんて、すぐに見にいくことも出来ず精神的に良くありません。
実際にカンボジア不動産投資詐欺事件で、逮捕者が22名出ていますし、資金の少ない投資家は詐欺にあった場合、一発退場にるリスクもあるので、十分注意して不動産投資に臨んだ方が良いと思います。
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