賃貸物件の敷金礼金0円物件は要注意!居住者は変人で退去申請をすれば管理会社の態度が一変し金銭トラブルが発生する

関東在住の女性20代OLの方より、敷金礼金ゼロ円物件のアパートで嫌な思いをした賃貸物件トラブルの体験談を紹介致します。

 

20代後半の女性です。賃貸トラブルを体験したのは数年前のこと、当時は22歳で就職に合わせた1人暮らしでした。これから新社会人としてスタートするにあたり予算があまりなかったこともあり、最初から敷金礼金0円物件を希望しました。

 

敷金礼金ゼロ物件は、オンボロ物件と思われがちですが、入居したアパートは「築年数15年以内で家賃が周辺相場より安く、通勤時間は20分」というなかなか魅力的な物件でした。しばらくは快適に暮らしていたのですが、隣人問題から退去問題へとトラブルに会ったことを紹介します。

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格安で敷金礼金0円だから?入居者の質が悪いのか

入居して半年ほどたった頃から、隣の部屋に住む中年女性が部屋で暴言を吐くようになりました。電話をしているのか、1人で叫んでいるのかは最後まで不明でしたが、夜間に週4日は聞くようになったので、お隣さんに恐怖を感じ始めたのです。

 

タバコの臭いがキツイ!玄関全開で隣人に対してストレスが溜まる日々

隣人に対するストレスはそれだけに留まりません。隣人は昼でも夜でも防犯意識なんてものはなく、玄関を全開にしているのです。私の部屋は角部屋で、部屋に入るためには隣人の部屋の前を通らなければなりません。

 

偶然でも目が合うと嫌なので、絶対に隣の部屋の玄関側は見ないようにしながら毎日廊下を歩いていました。隣の部屋の玄関前を通ると、室内から「タバコの嫌な臭いや生臭い洗濯物の強烈なニオイ」が漂ってきて、毎回嫌な気分を味わっていました。

 

隣人が男性だったら、さすがに怖くて私は早々に引っ越したかもしれませんが、相手は女性。私に直接的に絡んできたこともないので、結局そこから1年は住み続けたのです。

 

そんなある日、私が引っ越しを決意した決定的なで出来事がありました。朝、会社に行こうと自宅の玄関を開けると・・・玄関扉重くてが開かないのです。不思議に思って思いっきり押して開けると、隣人が置いた濡れた状態の洗濯物の山が雪崩を起こしていました。

 

隣人は中年女性なのに、積み重ねられた洗濯物は、その年代の女性が着る洋服以外(その方の物ではない)にも大量にあって、非常に怖くなりました。このようなできごとがあっても、私は管理会社に連絡はしませんでした。隣人がただのマナー違反程度だったら検討したかもしれませんが、マナー違反というより変わった方ということが明らかだったので、下手に関わりたくなかったのです。

 

退去前の室内チェックで高額な修繕費請求!トラブルに発展

あのできごとの後、すぐに管理会社に退去を連絡。スムーズに話が進み、退去前のチェックの日になりました。管理会社は、賃貸を紹介した不動産会社のグループ会社。

 

当日、壁にほんの小さな傷が見つかったのですが、なんと、「クロスを総張り替えする必要があるから修繕費15万円」と、いわれました。

 

敷金礼金0円物件なので、契約時に敷金は当然払っていません。修繕費は自腹で全額払うことになります。そもそも仮に敷金1ヵ月分を支払っていたとしても対応しきれない額です。家賃の3倍近くの請求でしたのですから。

 

その場で駄々をこねて、絶対に書類にサインはしません。管理会社の人間が後日、話し合いを提案するまでねばりました。その場は解散し、後日、管理会社との一件を不動産会社にクレーム。小さな傷に15万円。さすがに一般的に考えておかしいので、ひたすら話し合いに持ち込みました。最終的には不動産会社、管理会社が折れてクロスの総張替の修繕費は免れました。

 

「まとめ」敷金礼金0円物件は最初の確認が大切

敷金礼金0円物件は、初期費用を安くできる分、特に予算が限られている若い世代からの問い合わせが多いようです。

 

しかし、敷金礼金0円物件をよくよくチェックしてみると、退去時の清掃費として、結局家賃に近い額が初期費用に加算されることもあれば、保証人を立てたとしても保証会社への加入が必須になり、最初に保証料で家賃の100%取られる条件になっていることもあります。

 

そうなると敷金1ヵ月分、礼金0円で、保証人を立てることができたら保証会社加入が任意になる物件のほうが、初期費用が安いという結果になることもあります。初期費用を安く抑えたいなら、敷金礼金0円物件に限定して探さなくても良いと思います。

 

それと、注意したいのは家賃が格安で敷金礼金0円物件の場合です。だからといって必ずしも悪いというわけではありませんが、裏を返せばそれだけハードルを下げてでも誰かに入居してもらいたい物件、つまり過去、入居してもすぐに退去されてしまっていた物件という可能性も否定できません。

 

そのような物件については契約前にしっかり見学をする、不動産会社に事前に相談するようにしましょう。結局すぐに引っ越しをすると引っ越し代で損をしてしまうので、無駄なお金を支払わないためにも賃貸選びはしっかりと行うべきです。

 

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