賃貸物件を仲介している不動産業者のスタッフ様から、妻に内緒で賃貸契約をしている「不倫用アパート」について紹介致します。
賃貸物件を借りる人の年齢、性別、家族構成、職業等は様々です。１０人いれば１０通りの人間ドラマがあるのですが、中には「なぜ・どうして借りるの？」と思うような生活を送っている方もいます。
幸い警察沙汰になるような事件には遭遇したことがないのですが、今回は、ある男性の「浮気」についてお伝えします。
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社長命令！アパートの更新契約書は送るな！
賃貸物件の更新手続きの連絡用ハガキを準備していると、社長から「〇〇アパートの社長さんに、更新の契約書は送らない」ようにと指示がありました。続けて「ここに取りに来るから更新手続き書類を用意しておいて。」とのこと。
その契約書の借主は、企業の社長さんです。どういうことかなぁと思っていると、社長が左手の小指を立てながら「これだよ、こ・れ。」契約書を見ると、契約者が経営する会社が連絡先となっています。
普通は社長宛の郵便にすれば問題ないのですが、奥様も会社にいるので、社長宛郵便についても「奥様チェックが入る」というわけです。もし、奥様に見られたら一大事！そこで、契約者が自ら取りに来るということになったのです。まるでドラマのワンシーンのようです。（汗）
偽装工作が出来るアパートを借りた理由
契約者はある会社の社長さんです。実はこのアパート、外観だけではアパートとしての居住スペースがあるかどうかの見分けがつきません。
テナントとアパートが一緒になっているような感じなので、人の出入りがあっても事務所を借りている人かなぁぐらいの感覚です。だから「借りたのか！」と思いますが、アパートの近くには、昔からスナックや居酒屋があります。
契約者である社長さんも取引先とのお付き合いなどで夜遅くまで飲むことが多いのでしょう。そのため、会社近くのアパートを借りて飲んだ日はここに泊まるようにしていたのです。ところがいつの間にか「小指さん」との逢瀬の場として使うようになったというわけです。
妻に内緒で浮気相手とは長いお付き合い？
この契約者の社長さん、２年前の更新時も同じように書類を取りに来たようですから、少なくとも４年は付き合っているということになります。
ずっと同じ小指さんなのかはどうかわかりませんが、長いお付き合いであることは間違いありません。長く続いているその理由は、このアパートに小指さんを住まわせていないということが挙げられます。
おそらく、単に逢うだけ若しくは泊まったとしても「１晩だけのワンナイトラブ」というようにルールを決めていたのだと考えられます。そうでなければ、ここまで奥様に知られることなく上手に（？）付き合うことはできないでしょう。
秘密の花園「浮気は男のロマン」はやめられない？
契約者の奥様は、外国人です。外国人の女性は喜怒哀楽がはっきりしている上に「浮気」に関しては、ものすごい勢いで怒りまくり、挙句に発狂するので手が付けられないんだそうです。
そのため、契約者も浮気がばれないようにしていたのです。それほどまでに奥様が怖いのならば、最初から浮気などしなければいいのにと思いますが、「男の性」なんでしょう。女性には理解しにくい感情です。
証拠隠滅？更新数か月後にアパートを解約
さて、無事に更新手続きが済みました。ところが更新して数か月後のある日「解約をしたいので、立ち合いをお願いします」との連絡が入りました。奥様にバレてしまったのでは！？と内心ヒヤヒヤしたのですが、バレる前の状態「怪しまれている」とのこと。
そこで「部屋など借りていない」ことにするためにアパート契約の解約というわけです。契約書が奥様に見つからなければ逃げ切れると考えたのかもしれません。
さて、そのアパートの部屋ですが殺風景でとても魅力的とは言えません。荷物がないせいなのか生活感がまったく感じられずここで「愛のドラマ」があったなんて考えられませんでしたが、すでに「愛が冷めていた状態」だったのかもしれません。さすがに、契約者に確認するわけにはいきませんので、こちらも何ごとも聞いていないフリをして立ち合いを終えました。
まとめ 浮気は上手くやればバレナイ！
ちなみに今回の浮気は、奥様に怪しまれたものの大問題にはならなかったようです。
奥様が怪しんだ理由は分かりませんが、おそらく公共料金等の連絡が会社に入ったのでは？と思われます。水道開栓手続きや電気等の連絡が入ったのでしょうね。
アパート解約だけでは、バレます！そうは言っても、自分の浮気がばれないように不動産会社を巻き込むワザには驚きました。浮気をしても構いませんが、できればこちらを巻き込むことなく自己責任でお願いしたいものです。
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