不動産投資の破綻率と破産率とは?無理な借金で失敗する大家が多い

不動産投資を始める前に失敗をして破産する人はどのくらいいるのか、気になる事はないでしょうか?

 

不動産投資で破産した人は、実は地元でも身近にもいます。

競売前の任売案件で、売主から承諾を頂きましたが、債権者の銀行が売買契約を承諾せず、競売で参加した経緯もありました。

 

アパートローンの返済が滞り、銀行に任意売却を迫られ売れずに競売に掛けられ、その後安値でアパートやマンションを没収されてしまったのです。

 

不動産投資「どのくらいの破綻率・破産率なのか?」を紹介します。

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不動産投資の破綻率と破産率はどのくらい?

不動産投資の破産率は、アパートローンの融資をしている金融機関が、自ら貸出先の失敗を公表する事はありませんので、オブラートに包まれ詳細が分かる様なものではありません。

 

しかし、実際に不動産投資をしていれば、不動産業者さんからの情報や競売物件等から、破産や破綻率の裏事情を垣間見る事が出来ます。

 

2015年・2016年前後の不動産投資大ブームまでを振り返ってみれば、

事実上破綻している方は潜在化している」が

破産率は限りなく低い」のが実感です。

 

利回りの低い物件や区分マンション投資等で儲かっていない方も多いですが、殆どの方はなんとか破産状態までにはなっていないのが現状です。

 

不動産投資は、業者の言葉を鵜呑みにしないで昔の書籍を20冊程度読めば、そう簡単には破産するものではありません。

昔の書籍は良本も多く、本質的な部分が学べます。

元祖サラリーマン大家さんの藤原氏、赤井氏、中村氏、寺尾氏等、本物の地に足が付いた不動産投資家さんの書籍を購入するべきです。根本的な大事な部分が集約され学べます。最近の本は、短期間での成功談?が称賛されていますが、年配者のレジェンドの書籍は「楽して稼げない!」「不動産投資の真実」が学べますよ。

中古300円程度で不動産投資が学べるのですから、ただ同然・安いものです。

 

そして破綻しないためにも、時間を掛けて自ら学び有料セミナーや懇親会で大家さんの実情を聞いたり、勉強会に参加して行動を起こさなければなりません。そうすれば、赤字を垂れ流す様な物件も掴む事はしないでしょうし、少なくとも「致命的な大損や破産するという事にはならない」はずです。

 

しかし、不動産業者を100%信じ込んで安易に始めた投資家は、非常に危ない不利な条件でアパマン経営をしている方が散見されます。アパートローンの融資条件が「高金利で残債が全然減らない・見せかけのキャッシュフローを出すため無理に融資期間を長く取っている・大規模修繕の時限爆弾が潜んでいる・残債以上で売却処分出来ない」等、厳しい状況に強いられています。

 

まるで他人事の様に楽観視しすぎです。

他人である自分が心配する様な状況も少なからずあり、不動産投資は安易にやるべきものではありません。数千万・億単位の借金を背負うのですから、盲目にならずに気を付けて下さいね。

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サラリーマンの不動産投資は将来に破綻率が急上昇する!

不動産投資はそう簡単には破産するものではないのですが、それは今までの話です。破綻状態でもなんとか給料から補填していたりもしますが、スルガ銀行から融資を受けているサラリーマンの方等は、数年で持ちこたえられなく状況も出ています。

 

2015年・2016年前後に不動産投資大ブームが最高潮に到来し、金融機関から誰でもアパートローンの融資がジャブジャブに出て簡単に出来る様な状況にもなりました。

 

簡単に誰でも出来ると言う事は、ライバルも大勢いますので、そう簡単に優良物件を購入する事は出来ません。サラリーマン大家も多数いて、一番手の買い付け順番をひっくり返すため、売値より高く買い上げされる事も珍しくない様な状況でもありました。

 

不利な条件で購入した方多いのです。

不動産業者の営業マンやキックバック・マージンを貰っている不動産投資コンサルタントからは「片手間で寝ている間にチャリン!チャリン!ですよ」とうまい話をしますが、蓋を開けて2年後・3年後「えっ!残債が減らないし、全然儲からない!」現状に気付く事にもなります。

 

サンタメ業者が主導してきた、「二重売買契約、一物件一法人、エビデンス・書類の改ざんや偽造、二棟同時決済、売買金額のふかし、入居者偽装、無理な高い相場の家賃設定」など不正融資のオンパレードです。

 

代表的なかぼちゃの馬車事件やシェアハウスビジネスだけでなく、失敗した多くの投資家が、家賃収入から元金と金利の返済が出来ず、「もうあかん!赤字垂れ流し」「給料からアパートローンを返済している」「やる意味ない!」状況に陥っている投資家が現実にいます。

 

ボディーブローの様に、じわりじわり投資家の懐を痛め、気が付いた時には「立ち上がれない・這い上がる体力も気力もない」事にもなります。

スルガ銀行の高金利アパートローンは失敗!?やばい不動産投資の融資事情

 

これから潜在する破綻大家さんは、多くの不動産投資家を始め相続税対策で始めたサブリースに頼り切った地主大家等が、失敗し後悔する方が増えていきます。不動産投資は、実際は「投資ではなく事業・ビジネス!」なので、安易に始めてはいけません。

 

石を投げてみて下さい。

ご近所に建っている相続対策の新しいアパートに石が当たりませんか?そうです。入居者が付かない賃貸物件が有り余っているのですから、不動産投資をするならば、相当な覚悟を持ってやって頂きたいと思います。

誰も助けてはくれませんから、充分気を付けて下さいね。

 

まとめ

これからの不動産賃貸業は、ライバルも多く厳しい賃貸経営を強いられ、破綻や破産の確率は高くなります。

 

かぼちゃの馬車のシェアハウスビジネス、他人任せの30年一括借り上げ等、自分で「儲かるビジネスなのか?儲からないのか?」を見極める力がなければ、絶対にやらない事をオススメ致します。

特に高齢のおじいちゃん・おばあちゃんは、「空室戦国時代!」「不動産投資サバイバル状態」で苦労しますので、やらない方が良いです。収支計算や将来の見込みが立たないのであれば、家族が全力で止めてあげて下さいね。

 

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