不動産投資大ブームのお陰で皆様のご近所に新築アパートが乱立していると思われますが、へっぽこ大家の近所では、アパマンの新築ラッシュや古い物件から新しいものへと、新陳代謝の様に変貌しております。
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新築アパートであれば容易に客付けが出来ると思われますが、実情はそうでもない。
その証拠に、新築アパートの前を通る度に、カーテンも付いてないし、何時まで経ってもシャッターが閉まっていたりして、満室経営が叶わない状態となっています。
なんでこれほどまでに見栄えのある斬新なデザインと、最新の設備を兼ね備えいるにも関わらず、満室に出来ないのか?
不動産ポータルサイトや近所の不動産業者の情報誌、敵地へ突撃潜入を試みている限り、家賃設定が明らかに間違っている。(^-^;
ハウスメーカーの家賃設定の言葉を鵜呑みにしているのだろう。
業者の言う言葉を、真に受けて全て受け入れていたら、とんでもないことになります。
賃貸経営をしている方ならわかるだろうが、すっとぼけた人間やいい加減な人間、グレーな輩もいますので、非常に危険である。
敵地に潜入し内見偵察をしたことがありますが、「こんな安っぽい作りで家賃10万も取るのかよ!」と感じてしまいました。
都内であれば普通かもしれませんが、自分が展開する地域で10万円台は、お代官様が住むような価格帯となり、そうざらにありません。
10万円の価値のないアパートかなと実感。
募集家賃が高かければ、入居出来るお金に余裕のある方も限定されてしまいます。
地主系大家さんであることと、相続対策、業者に丸投げ、経営感覚がない方がほとんど。
資産背景が乏しいサラリーマン大家とは、賃貸経営に対する意識が根本的に違うので、他人任せで何とかなるものだろうと安易に考えているのかも知れない。
それに比べ築古いで見栄えの冴えない物件でも、常に満室にされている羨ましい物件もあるのが実情。
経済観念のある賢い大家さんとならなければ、とてもこの空室戦国時代のアパマン競争に生き残ることは出来ません。
今後どうなるのか、競争相手が増え続け、入居者が見つからないばかりに、「家賃を下げるしかない!」ど素人大家さんの家賃設定の見直しが進み、家賃相場の崩壊が目に見えています。
賃貸経営は、業者に丸投げしていたら業者の栄養になるだけで、儲かりません。
相当な覚悟を持って挑まなければ、ひどい目に会う事必至です。
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