昨年も不動産投資大ブームの波が押し寄せいていましたが、2017年以降は不動産投資大ブームに陰りが見えるものと予想されます。
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金融機関によるアパート・マンションの賃貸物件(不動産投資)の融資額が、バブル期を超えている状況に金融庁が各金融機関に通達を出しているからです。
金融庁の影響で金融機関にどのくらいの規模で、融資を見直すのかは定かではありませんが、今現時点で全国的に融資状況に変化があらわれています。
今までアパマンに対して融資が通っていたような属性の固い方が、駄目になった案件も耳にするようになりました。
今後不動産投資の投資環境がどうなるかと言えば、過去を例に見れば容易に想像がつきます。
巷に溢れている体力のない不動産業者や、投資専門の業者さんは、軒並み倒産していくのです。
バブル崩壊後の新聞やニュースでは、倒産した不動産会社の記事が印象に残ります。
生き残る不動産業者さんは、地主やオーナーからアパートやマンションを豊富に管理を委託を受けている、鉄板の固定収入がある不動産業者さんです。
投資専門業者さんがどうなるかと言えば、売り上げが極端に減りますので、人員削減を余儀なくされ、段々と営業マンの人員が減っていき、気がついた時にはいつの間にか姿を消しています。
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我々投資家サイドからみれば、融資の扉が閉まり始めますので、アパマン物件が容易に購入できなくなります。
しかし現金を潤沢に持っているお金持ちには、融資の扉は空いたままです。
金融機関の営業マンは、常に融資残高を上げるノルマを抱えています。
定期貯金・定期積立・クレジットカード・保険・投資信託・金融商品など収益に繋げようと必死です。
融資先で土台に上がるのが、手堅い安全な融資先は現金を潤沢にため込んでいる資産家、担保のとれる地主等が対象です。
お金持ちにはチャンスが舞い込んできます。
不動産に対する融資情勢は厳しくなりますが、それが本来の健全な姿。
安心して貸し出せる融資先は、資産を沢山所有している資産家のところへ話が来ます。
アパートローン融資はこれから厳しくなると予想されますが、健全な不動産投資家さんにはまたとないチャンスが巡ってくるものと感じます。
現金は信用のバロメーター、現金を持っている者が常に勝つ世の中です。
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