アパート経営を取り巻く環境は年々悪化の一途を辿り、近年では2015年・2016年が不動産投資大ブーム到来の状況が続いています。
不動産投資大ブームが到来しサラリーマンを始め一般の主婦も不動産投資やアパート経営に参入している現状はまさにピーク。
主婦や学生が始めたら末期症状という一つのラインもあります。
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アパート経営はローリスクなものではなくなってきています。
ハイリスクの不動産投資をしている高所得者の不動産投資家さんもセミナーでよく散見します。
自分もそうですが、学ぶには時間と労力そして高い勉強代が必要です。
楽して儲かるなんて思っていては、多大な損害を被るか身の破滅を招くことにもなりかねません。
参入する新規サラリーマン大家さんも多いですが、人知れず賃貸経営が上手くいかず退場している大家さんもいます。
満室経営100%に近い状況で賃貸経営をしていますが、容易ではなくなってきている賃貸経営環境に不安は付きまといます。
しかしサラリーマン大家さんであれば、満室経営は当たり前にしなければなりません。
言い切ってしまいましたが、それだけの気構えや覚悟がなければ、サラリーマン大家さんはやらない方が身のためです。
世はまさにアパート空室戦国時代!
見渡せば競合する供給過剰のアパートだらけ!
新築アパートの供給過剰と競争激化!
相続対策のアパート建築は止められない!
融資が締まればアパートはそう簡単に売れない!
アパートやマンションを満室経営にする気構えなくして、これからの賃貸経営は生き残れません。
何も手を打たなければ、アパートやマンションは負の死産・負動産となるだけです。
不動産投資家であれば満室経営を維持し、ローン(元金と利息)、税金、その他維持費や経費を支払い、キャッシュフローを得なければ不動産賃貸業をやる意味がありません。
サラリーマン大家が、不動産賃貸業で一番恐れていることは空室です!
不動産賃貸経営において、空室が発生してほしくない時期は、毎年5月~12月の閉散期。
特異なところでは夏場であったり12月頃の年末年始、この時期に部屋を探している方は何か事情があったりもします。
反対に一年でもっとも入居募集が容易な繁忙期は、1月から3月。
この時期に、空いた部屋を貸せる状態にしておき、内見者に決めてもらわなければなりません。
この繁忙期の時期に入居者さんを逃してしまうと、厳しい賃貸経営の地域では、まるまる半年・1年は空室が発生してしまうこともあります。
昔ながらの地主系大家であれば、空室が発生しても放置状態。
もともと土地は所有しているので、ローン代は建物部分だけ、そんなに賃貸募集に頑張らなくても返済出来る状態や無関心な大家さんが多いのが現実です。
近所の地主の大家さんなんて、大手ハウスメーカーでアパートを建て半分空室でもおかまいなし。
業者まかせで、自分から行動することは皆無です。
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「入居者さん見つからないかしら」とは、なげいていましたが、まるで他人事の様、完全に思考停止状態です。
これでは、アパート・マンション建築業者にターゲットにされ、食い物にされてしまいます。
非常に恵まれた環境・基盤がありながら、資産を有効活用できていない。
非常にもったいない。
しかしながら、サラリーマン大家さんはそんな真似は出来ません。
何もないゼロの状態から皆、知恵を絞ってサラリーマン大家賃貸業を営んでいます。
失敗は許されないのです。
一般のサラリーマンの資金は豊富ではありませんが、多種多様な業務で培ったスキルやコミュニケーションは地主系大家を凌駕していますので、勉強とひと工夫を惜しまなければ、ライバル物件を打ち負かすのは、困難なことではありません。
不動産投資・賃貸経営の書籍、DVD、セミナー、大家さんの会等、常に努力を惜しまない、サラリーマン大家さんが見受けられます。
「サラリーマン大家の満室経営は当たり前」
収益物件での空室発生は、緊急事態と位置付け、背水の陣で事を臨まなければ、これからの空室戦国時代には生き残れないでしょう。
それほど現実の不動産投資、アパート経営は厳しいのです。
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