不動産投資家ならフルローンやオーバーローンを得るため、やってはいけない二重売買契約というのは周知の事実ですが、世間一般の方には二重売買契約という言葉は耳慣れない事でしょう。
不動産投資に限らず、建築業界・マイホームの購入など、その他の業種でも二重売買契約をして銀行から融資を受けるというのはあるそうです。しかし、銀行から融資を受ける際、二重売買契約というものは銀行を欺く行為なので、通常あり得ません。
銀行はこの二重売買契約の存在自体を知らないはずはないのですが、金融庁の厳しい監査により、融資先の投資家が加担していないのか詳細な調査を始めている状況です。
不動産投資大ブームの波に乗り、収益物件に特化したサンタメ業者から購入した不動産投資家の方が、金融機関から続々と面談を受けています。
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二重売買契約がばれた不動産投資家が続出!銀行を騙し通せるのか?
銀行の融資担当者から「アパートローンの融資や決算書の事で確認したい」との事で、銀行へ出向くように言われています。二重売買契約が出来るのは、与信を使ってスルガ銀行で9割融資が受けられる、医師や年収の高い高属性のサラリーマンの方など。
感の良い不動産投資家は「やばい!ばれたっ!」と思うことでしょう。
結論は「二重売買契約がばれている!」こと。
銀行員の方は基本皆さん優秀な方ばかりです。昔からある周知の事実・臭いものには蓋をして黙認していたのでしょう。
銀行員の融資担当者や上席・審査部の方は、要注意人物として、もうお客様対応・客として見る事はしない・出来ないはずです。
銀行に提出している決算書を元に、アパートローンの融資額と帳簿の数字が合わない。
銀行員「どういうことでしょうか?」
不動産投資家「うっ、、、、、チーン」
説明のしようがありません。
銀行員「事の経緯を説明してください。」
不動産投資家「業者やコンサルタント・〇〇大家さんが言ったから大丈夫だと思った」
心の声「みんなやっているから大丈夫って言ったのに、、、、、」
後になって〇〇〇〇をした等の苦しい言い訳をする方もいるでしょうが、そんなウソ話を銀行は真に受けません。モラルハザードを超えた確信犯的犯行として、業者もろともブラックリスト入りになってしまいます。
しかし業者は悪事がばれても、証拠隠滅・責任逃れ、自主廃業や倒産しているから難を逃れるかも知れません。そして、また新しい名前で会社を登記して、次の情報弱者の富裕層の素人をターゲットに業務を始めるのが、お決まりのパターンです。不動産投資というビジネスは、有名大家さんや業者・コンサルタントからのアドバイスを受けても、結局は不動産投資家が全て責任を取るものですから、言い訳しても始まりません。
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一物件一法人や二重売買契約がばれたらどうなる?
不動産投資家が銀行から一物件一法人・二重売買契約がばれたらどうなるのでしょう?
3パターンが考えられます。
1 取引停止・全額一括返済
期限の利益の喪失として、期限を設けて全額返済を求められる。支払いができなければ遅延損害金の支払い、年利14パーセント、差し押さえ、自己破産など。そして金融機関の信用情報にのりブラックリスト入りします。
2 条件付きで継続した取引が可能
銀行から「融資額の一部返済、融資期間の見直し、金利・利息の引き上げ、借り換えへ、預金を入れる、追加担保の提供」等、条件付での延命の可能性。
3 お咎めなし
銀行に助けられた・ラッキーとしか言いようがありません。
知らぬ存ぜぬ・業者に騙された等の説明で銀行が了承すれば可能性もあり。
さんため業者や悪質コンサルタント・大家を食い物にする大家さんは、自分に足がつかないように、証拠隠滅・廃業・言い訳に奔走するしかありません。
有名だからで信用をしてはいけません。○○塾やセミナーの開催、コンサルタント、高額塾、TV出演・スポンサー、新聞広告、書籍の出版、雑誌やメディアに出て、ブランディングしている方は要注意です。投資家自身で見極めたり、第3者の評判、公正・中立な意見に耳を傾けなければなりません。
不動産投資家自身も悪いと言う事を認識しなければ、因果応報・巡り巡って悪事が身に降りかかります。自己判断できなければ、いつまでも悪意を持った方・お腹が黒い方に利用されることでしょう。
不動産投資・建築業界は、不透明でクリーンな世界ではありません。知識のない素人は間違いなく喰われます。本当に魑魅魍魎な世界ですよ。
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まとめ
不動産投資は馬鹿の一つ覚えの様に言っていますが、全て自己責任です。
誰も助けてはくれません。
特に業者さんは、売ったら終わり・ハイサヨナラ状態です。
銀行に黙ってやる一物件一法人や二重売買契約は、ばれた後に責任を取るのは高属性のサラリーマン大家さん自身です。一線を超えていますので、世間一般の方は安易にサンタメ業者の甘い言葉(二重売買契約・預貯金の偽造・資料の改ざん)に乗っかり・悪事に加担してはいけません。
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