サラリーマン大家としてアパートやマンションから得られる家賃収入がいくら多くても、肝心の支出が多くては賃貸経営をする意味がありません。
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賃貸経営は家賃収入も多いですが反対に非常にお金が掛かる一面もありますので、財布の紐をしばらなければ、お金がいくらあっても足りません。
徹底したコスト削減意識と経済観念を持って節約する努力や工夫は必要です。
サラリーマン大家さんでもセルフリフォームをして、経費削減に努めなければ家賃収入は残りません。
そうすれば少しずつ資金も貯まり、アパートの残債も減り精神的にも安心します。
そして資産規模拡大に向けた物件の購入資金や繰り上げ返済等にも充てる事も出来ます。
賃貸経営の中で掛かる大きな費用として
借入金返済
(元本と利息)
税金
(所得税・固定資産税・住民税・事業税・予定納税等)
大規模修繕費用
(外壁塗装、屋上防水、鉄骨階段、共有部エントランス、廊下等)
リフォーム費用
(キッチン、浴室、洗面台、トイレ、壁紙、フローリング、エクステリア等)
設備費用
(エアコン、給湯器、コンロ、TVモニターフォン、換気扇、ウオシュレット、浴室乾燥機、照明器具等)
管理費費用
(クリーニング費、委託管理費、定期清掃費、水道光熱費、エレベーターメンテナンス費用等)
損害保険料
(火災保険・地震保険・施設賠償責任保険等)
運営費用
(税理士費用、弁護士費用、コンサルタント費用、交通費、通信費、家賃、駐車場代、セミナ費用・会費等)
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等様々な費用が発生し、家賃収入が入らなくても、毎月大家さんの財布からお金が出ていきます。
アパートやマンション等の収益物件を維持運営するためには、大規模修繕工事業者、リフォーム業者は必要不可欠です。
管理会社やリフォーム会社、地元の工務店、ホームセンター等からの見積もりを取らなければなりません。
しかし見積もりが適正なのかどうか精査できるよう目が肥えていなければ、何が何だかさっぱり理解出来ません。
業者の見積もりや請求が適正なものか?
適正でない割高な費用を支払っていたら、無駄なリフォーム費用になるだけです。
一向に貯蓄は出来ませんし、業者の懐を潤す養分になるだけで、何のための賃貸経営か疑問しか残りません。
割高で済めば良いですが、無知な大家と判断されれば、悪意あるボッタクリ価格を提示する輩もいます。
5000万のアパートを、何も知らない初心者の不動産投資家に、1割乗せて購入させようとする不動産業者さんも普通にいるのです。
しかも広く知れ渡っている業者さんでもそういう行為をします。
リフォームについてもアパートオーナーは金を持っている、どうせ賃貸だから現地に見に来る事もないし、出来るだけ手を抜いて楽をしてやろうと思わざるを得ない残念な工事もありました。
ずるがしこい業者は、素人を煙に巻くため、見積もりを上手く濁します。
見積もりの中身を、「〇〇工事一式やぼかしたり、明確に記載しない」事もあります。
後々になってトラブルになった際は、逃げ切るためにはっきりさせないグレーの手口を知り尽くしているのです。
悪意のある不動産関連業者は言い訳のプロ
理解しがたい言い訳の連発「業界ではこれが常識」で済ませようとします。
口約束は危険です。
「言った!言わない!」の展開になることもあります。
知識武装をしなければ、業者のカモになってしまうので、支出に関わる適正費用を把握するため、セミナーや勉強会、書籍等から勉強して自分の身は自分で守らなければなりません。
不動産投資は自己責任!
誰も助けてはくれませんので要注意です。
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