賃貸アパートで空き巣被害発生!1階一人暮らしの防犯対策

不動産業者にお勤めしているスタッフ様から、ハスメーカー建築の単身用アパートで発生した「空き巣被害」事例を紹介致します。

 

不動産会社に勤務する社員です。この仕事をしていると色々な事件に遭遇します。そして不思議と年末になると起こる事件が空き巣です。ここでは管理物件で起きた実際の「空き巣事件と被害」からその対策を紹介致します。

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神奈川県警出動!アパートで空き巣事件発生

空き巣事件が発生した時期は、年末年始を賑わす年末での出来事。20代男性会社員が一人暮しをする、単身部屋に空き巣が侵入してしまったのです。

 

その賃貸アパートは、大手ハウスメーカー建築2階建ての6世帯の単身物件。賃貸物件のスペックは、築3年・1K(約30㎡)で家賃42000円、共益費3000円、駐車場代5000円の部屋です。1階にある角部屋の部屋が、泥棒からターゲットとして狙い撃ちされてしまいました。

 

また新築アパートは、入居者層も高属性で高い家賃が払える方、身元もしっかりしていて収入も高い方が比較的多いので、泥棒が高価な物が盗めると踏んで新築賃貸物件をターゲットにすることもあります。

 

大手優良企業の工場でお仕事をされており、事件発生当時はちょうど年末休暇でご実家に帰省されていたので、発見が遅れ警察経由で管理会社の耳に入ってきたのが年明け4、5日くらいでした。なぜ年末に起きたのが分かったかというと、同じ日に同様の手口で近隣のアパートに3件の空き巣事件があったからです。

 

アパートに侵入した泥棒の手口と被害とは?

年末に住居侵入と窃盗事件?が発生した、大泥棒ルパン3世ばりの手口は単純明解です。この腹立たしい盗人さんは、ベランダの腰壁を乗り越え、窓ガラスのクレセント鍵付近の部分を割り、手を入れ鍵を開けて侵入という古典的な手口です。

 

ここでのポイントはベランダが腰壁仕様(ベランダの手すり壁)になっており、乗り越えて身を屈めてしまえば外からは見えなくなること。そして窓のロックが一重しか無かったということです。

 

幸い「盗られた物は無さそう」とのことで安心しましたが、当然犯人は土足で部屋の中を歩きまわったので、床は足跡だらけになっており、入居者は鑑識後にこれらを自分で掃除するということに気が滅入っていた様子でした。また、割れた窓ガラスの修理費用は単層ガラス約15,000円入居者の火災保険で修理をしました。

 

犯罪者から生命と財産を守る対策は!?

アパート賃貸物件のベランダの腰壁仕様は変更しようがありません。嫌だったら身も蓋もありませんが、防犯面・セキュリティー意識の高いオートロックや防犯カメラの付いた、ハイスペックの家賃の高いRCマンションなどに引っ越すしかありません。

 

しかしそう簡単に引っ越す訳にもいきませんので、解決方法として出来ることがあります。警察の方も勧めてくるのが、「防犯砂利、センサーライト、防犯カメラ、二重ロック」です。

 

防犯砂利とはガラスを原料に気泡を入れて成型したもので、本当に見た目も玉砂利そのもです。石同士が擦れると「ギュッ、ギュッ」と大きな音が出るので犯人もドキッ!とすること間違いなしです。

 

センサーライトは文字通り人の気配を感知するとライトがつくのですが、これもやはり犯人はドキッ!となるはずです。防犯カメラは、表示するなり目立つ位置に付けるなりしなければ、空き巣防止とはなりませんが、被害にあった場合に決定的な証拠ができます。

 

そしてどれも今では簡単に手に入り、費用も安くなってきました。そしてもう一つは窓の二重ロックです。窓枠に取り付けるものもあれば、ガラスに貼り付けるものもあります。中には衝撃を感知して音が出るようになってるものもあります。インターネットで調べると色々と情報がありますので、是非調べてみてください。

 

まとめ

そもそも物件選びの際に、防犯対策が出来ている物件を選べばいいのですが、やはり普通は間取りの広さや綺麗・清潔さに目がいくので、防犯に関してはなかなか考慮されません。

 

今回のケースは1階の部屋でしたが、2階以上限定にしたり、仮に1階だとしても地面からかなり高くなっている物件もあったりしますので、それらを選ばれるのも良いかと思います。

 

不動産業者ではよくお客様に、泥棒になったつもりで「手口をシミュレーションしてみてください」と話します。すると防犯面での物件選びのポイントが見えてきたり、さらなる追加対策が見えてくるようになります。是非ご参考にされてみてください。

 

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