ペット可能な賃貸物件でも要注意!躾・ルール・原状回復費用の責任は大丈夫?

不動産業者のスタッフ様から、大家さとして難しい判断にもなってしまう賃貸物件でのペット飼育問題について紹介致します。

 

最近の賃貸物件で多くなってきているのが、ペット可能な賃貸物件です。

 

ほとんどが犬や猫ですが、中には爬虫類や小鳥・ウサギなどについて聞いてくる方もいます。今回は犬や猫を飼いたいという場合の注意点について紹介します。

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入居者からの「犬を飼いたい」相談と大家さんの悩み

ペットOKの賃貸物件を契約したばかりの入居者から「犬を飼いたいのですが、いいですか?」の問い合わせが入りました。ペットOKとなっているのですが「いいですよ」と即答はできません

 

必ず大家さんの許可を得てから返事をすることになっています。そのため、大家さんに聞いてみたところ、「いいんだけどね、昼間面倒見てくれる人いるのかなぁ?確か一人暮らしの人だよねぇ。面倒見てくれる人がいるならいいよ」大家さんの話しは続きます。

 

「以前ね、飼い主さんが仕事に言っている間中ずっと鳴いていた犬がいてね。困ったことがあるんだよ」大家さんの条件は、昼間面倒見てくれる人がいること、犬をひとりぼっちにさせないことでした。

 

ペット可能でも賃貸物件には条件が付く

私も室内犬をアパートで飼っていますが、昼間は面倒を見てくれる人がいるので問題はありません。ですが、賃貸契約書には「無駄吠えや近隣住民に迷惑が掛かるような飼い方をした場合には退去を命じる」と記載されています。

 

また、賃貸契約書の他に別紙にてペットを飼う際の誓約書も書きました。このように、大家さんからペットを飼うための条件は必ず付きますので「ペットOK」であっても注意が必要です。

 

特に注意が必要なのが「子犬や子猫」です。犬や猫を飼ったことがある方は分かると思いますが、子犬や子猫は飼い主が居なくなると不安になって鳴きだすことがあります。昼間ならまだしも夕方から明け方などは近隣に迷惑をかけることとなります。できれば、躾を十分にした上で飼うことをお勧めします。

 

間違っても大家さんに黙って契約書違反をして、ペットの無断飼育だけは大変な事になることもありますので、絶対に止めましょう。

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猫より犬の方が大丈夫!?どちらも一緒

実は大家さんからしてみたら、ペットOKはあまりしたくないのが本音です。なぜだと思いますか?大家さんの立場で考えてみると答えが出ます。

 

「無駄吠えするから」「猫は爪とぎをするから」「ペット臭がつくから」「迷惑により退去に繋がる恐れもある」「原状回復費用の負担が大きい」など、このような理由からペットを飼うことを嫌がる大家さんが多いのも事実です。

 

更に「猫は困る」という声もあります。猫の爪とぎです。最終的には、退去時に修繕をして貰えば良いのですがお金が掛かること、原状回復期間やリフォームもあることなどから「猫より犬の方がいい」ということのようです。

 

子猫のうちに「爪とぎ場所」を決めておくこと、壁など爪とぎをしてほしくない場所には対処しておくことが必要です。そうは言っても子猫の爪とぎは気分転換やおねだりの場合がありますから、何とも言えません。

 

子犬も同じです。オスの場合はトイレのしつけが大事。それこそ壁一面にされたら大変です。臭いが残りクロス一面を張り替えるようになってしまいますから、こちらも注意が必要です。どちらを飼うにしても躾や対処法が必要だということです。

 

昼間にペットをひとりぼっちにさせないで!

犬でも猫でもどちらも昼間は、ひとりぼっちにさせないでください。これは、子猫、子犬に限ったことではありません。成犬であっても同じです。

 

一番困るのが「ピンポーン」の音です。音に敏感な犬はすぐに反応し吠えることがあります。これは、自分のウチだけでなくお隣さんに来客があった場合も起こります。そのため、「うるさい!」となってしまうのです。

 

猫も犬も不安から鳴きだすことがありますから、できれば昼間は誰かに面倒を見てもらった方が良いでしょう。飼う前にトレーナーなどから訓練を受けておくことも必要かもしれません。大家さんの話しでは、雷で驚いた犬が大騒ぎしたことがあるとのこと。雷は人間も嫌ですから犬ばかりを責めるわけにはいきませんが、注意しましょう。

 

まとめ 家族の一員であるからこそルールを守って飼うこと

不安になることばかりを書きましたが、最低限の注意とペットを飼う対処法さえ取って頂ければ飼うことができます。ペット臭については普段からきれいにしておけば大丈夫でしょう。それでも、退去時の掃除代の他にペット臭の対処代金を請求されます。これは、ペットを飼う際に説明があるはずですからよく確認してください。

 

ペットOKの賃貸物件では、ペットを飼っていない入居者もいますが入居の際に説明を受けていますので、多少の鳴き声は了承しているかと思います。それでも、他の入居者の迷惑にならないように飼うことは必要です。

 

ペットも家族の一員であるからこそルールを守って飼うことが一番です。可愛いペットが他人の迷惑にならないように気を付けていきましょう。

 

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