スルガ銀行はやばい!不動産投資で失敗をした破綻者が続出しアパートローンの返済ができない

空前絶後の不動産投資大ブームの起爆剤ともなったスルガ銀行のアパートローンにより、幸か不幸か不動産投資を始める事ができたサラリーマンをはじめ、収益物件専門のサンタメ業者や一般の不動産業者も幅広く恩恵を受ける事ができました。

 

しかしその反面、安易に不動産投資を始めてしまい返済が困難な破綻状態や自己破産をしている方、家賃保証30年が嘘だった問題だらけのかぼちゃの馬車で破綻問題に直面している約700人の投資家も沢山います。スルガ銀行のやばい融資事情を紹介致します。

スポンサーリンク

かぼちゃの馬車の破綻者は約700人!スルガ銀行へ契約無効や白紙撤回はできるのか?

かぼちゃの馬車のオーナの中には、預金通帳の改ざんや偽造を問題として、スルガ銀行との契約を無効にすべく白紙撤回を求めていたりもしますが、オーナーの要求は退けられている状況です。そして、相当数の銀行員が自己資金の偽装について認識しており、通帳改ざんや過剰融資のための水増しをするため、二重売買契約の存在を認識している事も判明しています。

 

しかし白紙撤回を得るには、スルガ銀行の行員が「契約違反や法令違反、犯罪に加担している違法行為」等を裁判官へ証明する必要があります。一つの例として、スルガ銀行の行員が預金通帳・源泉徴収票等、エビデンスの改ざんや偽造を主導していたり、販売業者からキックバックとして報酬を受け取り不正融資に加担していたのなら、状況も変わってくるのではないでしょうか。違法・道徳的に反している点を追求し、良い条件を引き出す事が出来るのを望むばかりです。

 

しかしながら不動産投資家にも責任はあります。不動産業界は魑魅魍魎な世界「何も勉強もせず、簡単に金儲けができる甘い言葉にのせられた」事も事実です。ビジネスとして賃貸経営を始めるために融資を依頼、1億円もの莫大な融資を受けて元金と利息の返済を約束したのです。オーナーは何もしないで、毎月勝手に家賃が通帳に入金され「片手間で美味しいビジネス」と思ったのでしょうが、そんなものはありません。

初心者の方は不動産投資の世界の実情を知りません。良くある失敗パターン「アパート経営の甘い罠!初心者が不動産投資で失敗する3つの事例」を参考にして下さい。

 

そして運営会社である「スマートデイズが家賃保証が出来なくなり売り逃げして倒産してしまった」、「倒産したスマートデイズが悪いからアパートローンは返済できない」、後になって「変な契約内容だったから無効にしてくれ」と、思い通りになるほど簡単なものではありません。不動産投資は自己責任、リスクなくして不動産投資はあり得ません。親の財産ではなくゼロからスタートした不動産投資家さんは、皆さん大きなリスクを背負って莫大な借金を返済しています。苦い思いや苦しい経験をしながら、苦労の末に大切なお金を手に入れる事が出来るのが不動産投資なのです。

 

かぼちゃの馬車を巡り、スマートデイズ・販売会社・スルガ銀行等の闇の潜んだブラック・グレーな行為が絡みあい複雑な状況となっていますので、かぼちゃオーナーが、スルガ銀行から契約無効や白紙撤回を求めるには、契約違反・法令違反や犯罪に巻き込まれている事実を立証しなければなりません。インチキリフォーム会社等の裁判でも2年程度は掛かりますから、裁判も最低でも3年程掛かそれ以上掛かるものと感じます。弁護士費用と期間・精神的苦痛、オーナーには厳しい苦難の道が待ち受けている覚悟が必要です。

 

借金6億でも自己破産せず立ちなおる事ができた、たちばな氏に助言を頂ければ道が開けるかも知れません。

【借入金・税金には時効があります】資金繰り改善.net

~自己破産させない屋~たちばなはじめ公式blog

資金繰り改善ネット

スポンサーリンク

スルガ銀行はかぼちゃの馬車のアパートローン2000億を回収できるのか?

女性専用シェアハウスかぼちゃの馬車への融資額が約2000億円となっていますが、スルガ銀行はアパートローンの回収の見込みはあるのでしょうか?不良債権化の可能性も高く、非常に厳しいものと感じるところ大きな理由として3点をあげます。

 

かぼちゃの馬車の運営は非常に困難

1 入居率云々ではない世間の厳しい「評判とイメージ」が向けられる
かぼちゃの馬車ビジネスが破綻したニュースが、ネットや新聞・雑誌等で取り上げられています。かぼちゃの馬車物件は、「曰く付き物件」「世間から特殊な賃貸物件」として認知され、評判が良いものでもなく反対の意味で有名になってしまいました。評判の悪い大手の家賃保証を謳う不動産会社と同じように、今後も厳しい目が向けられる賃貸経営に苦労する事になります。

 

2 将来に渡り入居者のニーズに真逆!募集は困難を極める
間取りかぼちゃの馬車は、女性専用シェアハウスとして入居者ターゲットは基本女性になっています。殆どの女性は他人の目を気にする傾向にあったり、少子高齢化で過保護や贅沢に育てられていたりもしますので、7㎡の狭い物件の入居付けは厳しいです。家賃が激安など入居するメリットや特別な事情がない限り、わざわざ共同シャワーやトイレ・キッチンをシェアする生活の不便な所に入居はしません。

 

問題だらけの間取りや広さ!入居付けが困難で生活をするには厳しすぎる

スマートデイズが建築した木造アパートは、人が住めるような間取りではない事です。かぼちゃ物件のスペックは「ワンルーム7㎡の間取り、風呂・トイレ・キッチンなし」。賃貸ニーズからかけ離れた7㎡台のワンルームに入居付けをする事は容易なことではありません。

 

バブル時代に建築された狭小ワンルームアパート15㎡~18㎡前後、20㎡台の狭小1Rは入居付けも難しく容易ではない、常に入居募集をしている状況でもあり、借りて不在の賃貸物件だらけで溢れかえっています。空室だらけの賃貸市場に、寝る程度のスペースしかない約7㎡「畳4枚分」、限界までせばめた部屋での居住空間というのは圧迫感もあります。

一畳(帖)は「約1.65㎡」

2畳で一坪「約3.3㎡」

 

ちなみに刑務所の独房は、畳3枚程度なのだそうです。快適な生活ライフが刑務所と同じような広さというのは、「入居付けの広さの条件」として、厳しいと言わざるを得ません。わざわざかぼちゃのアパートに入居する必要性が感じられない・この部屋の広さで空室戦国時代を闘い抜くのは厳しいです。また家賃が他の物件と同じでは、条件が厳しすぎます。一番の入居を促進する改善方法は家賃を安くする事ですが、そうすると「家賃が安い、入居者の属性が悪い・トラブル発生・入居率の低下・家賃の値下げ」負のスパイラルになる事もあります。

 

さらにかぼちゃの馬車は、「共有リビングもなくシェアハウスとしての要件を満たしていない」事から、大手シェアハウス業界のホームページ「ひつじ不動産」「東京シェアハウス」で掲載する事もできません。募集の主役はネットが大半の時代、致命的なものとなっています。

 

アパートローンの借金返済が過酷!高金利30年返済は厳しい

人生を掛けて価値のない木造アパートのために、莫大な「時間・労力・費用」を掛け借金返済をするのですから、相当な精神力が必要です。不動産投資に失敗したかぼちゃの馬車のシェアハウスアパートを、なんとか借金返済のため試行錯誤して苦労のうえ入居率を改善したとして、借金返済をする30年まで持ちこたえる事ができる確固たる信念がないと難しい事でしょう。

 

新しい新築木造アパートはこれから次々と建築され「入居者ニーズを満たした真新しい物件」が出てきます。既存の新築木造アパートでさえ満室経営は簡単な事ではなく、築古物件も苦労の末やっと入居付けをしているような現状です。サブリースの家賃保証が行われていた時でさへ、入居率が悪すぎてオーナーに開示をしていなかったり厳しいビジネスでもあります。

 

自分が同じような立場で資産状況が悪ければ、高属性ではないので自己破産をします。建物価値がほぼゼロ・土地値のみの価値しかない1億円の借金のリカバリーは厳しすぎるばかりです。長い月日・人生を掛け30年返済をしたとして、その時は既にお爺ちゃんになっています。自分のためではなく価値のないぼったくり価格の建物と土地の返済のため、悪行をしたスマートデイズと販売業者・スルガ銀行の儲けを支えるため、1億の借金を返済するのは馬鹿らしいです。

スルガ銀行の高金利アパートローンは失敗!?やばい不動産投資の融資事情

スポンサーリンク

スルガ銀行が社会に与えた影響と行政処分は?

スルガ銀行からのアパートローンの融資により、不動産投資を始める事が出来たサラリーマンの方は沢山います。全国規模に渡りアパートやマンション等に融資をしていた経緯から、資産形成の一助として相当数の投資家が助けられました。金利は高いですが、失敗した不動産投資家もいれば道半ばの不動産投資家もいます。

 

しかし利益至上主義を追求したスルガ銀行は、自己資金偽装の認知と過剰融資により約700人もの破綻者をだし、社会問題として取り上げられています。またこれからかぼちゃの馬車物件だけでなく、一般のRCマンションにも第三者委員会の調査が入ります。不正融資の実態がないと方がおかしいと思うばかりで、今後の動向に目が離せません。

 

そして金融庁からの厳しい行政処分があるはずです。行政処分には「勧告、業務改善命令、業務停止命令、金融整理管財人による業務及び財産の管理命令、計画変更命令、登録取消し、認可取消し、免許取消し、業務廃止命令、是正命令、資産の国内保有命令、役員解任命令」などがあります。株価も2500円から1000円付近・半値以下に大暴落しており、裁判も長引く事から大きな痛手となることでしょう。

道義的責任もある事から、破綻状態にある約700人のかぼちゃの馬車オーナーと折り合いの付く、条件を出し問題が解決される方向に向かう事を臨むばかりです。

 

またスマートデイズ(旧スマートライフ)の経営陣が社会的に与えたサブリース・家賃保証の嘘、スルガ銀行の過剰融資により2017年後半から2018年に不動産投資の融資が事情が激変し、サラリーマンのアパートローン融資が締まりました。今までが異常な融資で、昔本来の融資事情に戻って来ています。不動産価格は今までとは反対に、「融資が付かない・買い手がいない」事により、徐々に下落し投げ売りされると伴に買い手市場となるばかりです。

スルガ銀行のやばい危険な融資!不動産投資家が喰われて失敗するアパートローンは要注意!

 

まとめ

1 スルガ銀行への白紙撤回・契約無効の可能性はあるが、厳しい現実もあること。

2 不良債権化の可能性は大きい、かぼちゃの馬車のアパートを運営するのは厳しい。

3 不動産投資におけるスルガ銀行の影響は、良くも悪くも社会に与えた影響も大きく融資事情も一変しました。

 

不動産投資は魑魅魍魎な世界。サブリース契約なんて「確固たる保証なんてない」「嘘っぱち」という事は不動産投資家であれ熟知しています。サブリース契約をして得をするのは、業者に十分な利益享受の勝算があってオーナーに提案するものです。不動産投資は自己責任に他なりません。これ以上、不動産投資で被害者が出ない事を望みます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました